はじめに

東京や大阪、札幌、名古屋、京都、福岡、神戸、さいたま、千葉といった大都市に住む人にはピンと来ないかもしれませんが、今回は「メガバンクの威光は全国各地に通じるワケではない」ということについてです。

11月1日、東京都渋谷区から佐賀県唐津市に移住しました。私はメインバンクがみずほ銀行のため、「余裕っしょ、ケッ!」的に思っていました。もちろん、大都市圏以外の方からすれば「それは甘い」というのはお分かりでしょうが、今回の原稿は大都市圏在住のメガバンクユーザーへの「一応のご注意」ということでご理解いただければ幸いです。


そもそも支店が無かった

まず、みずほ銀行の支店が一つもありません。ATMは2つあるのですが、遠くて車がなくては行けない。あと、事前に私の担当のみずほの銀行員に連絡しており、提携先の銀行があることは説明されていたのですが、ATM手数料無料、は適用されないことも説明されていました。

というわけで、これまでみたいにバンバン利用できるわけもない。コンビニでもおいそれとは降ろせない。そもそも降ろすことさえできない。そこで、現金を獲得するにあたっては、福岡市や佐賀市に行った時に10万円をおろし、そこからちまちまと使い、次の両市に行く機会を求める、というやり方になりました。あとは、市内にある銀行の口座を作り、福岡に行った時に店舗で数百万円をその口座に移す、というのが現実的な線かな、とも感じています。

まぁ、お金を使うのが怖い――といった節約的な感覚を抱けたので結果オーライではありますが……。でも、突然若者が大挙して唐津にやってきて、私が多く払うといった状況になった場合はちょっと不便ですよね。

さらに、「メガバンクだったら大丈夫♪」論者に冷や水を浴びせるのが、水道代等の口座引き落としです。市役所に連絡したところ、「唐津市内に支店がある店ないしは郵便局のみ引き落としは可能」と言われました。

今後、ハンコを見せろだの、このハンコを当行に登録し、審査を待ちなさい、だのなんだの言われる可能性もあるので、口座引き落としはもう諦めました。というわけで、15年ぶりぐらいにコンビニ支払を選択することになったのでした。毎月、空いているであろう夜等の時間にコンビニに行き、公共料金を支払うことになります。