はじめに

【CX-5】マツダコネクトが大幅にレベルアップ

2016年12月に発売を開始した主力SUVであるCX-5が今回最大の商品改良と言えるモデルです。

注目点は数多くありますが、やはり目に付く部分ではセンタコンソール上部に設置されたディスプレイを含めた「コネクテッド」機能の大幅進化です。
10.25インチディスプレイはLパッケージ/エクスクルーシブ モード/100周年特別記念車に標準装備されます

マツダのコネクテッド技術は「マツダコネクト(通称:マツコネ)」と呼ばれるものです。発想自体は独創性に溢れたものでしたが、導入初期の頃は特に「カーナビ機能」の実力がかなり厳しい出来で、実際ユーザーからも不満の声が聞かれていました。

CX-5は発売された段階である程度の改良は行われていましたが、その後2018年2月にはマツコネ自体も改良されることで実用性能は向上しました。

しかし、マツダの次なる新世代モデルである「MAZDA3」「CX-30」「MX-30」のマツコネには数多くの新機能が搭載され、結果としてマツコネ同士でも実力差が発生してしまいました。

そこで今回の改良です。これまでセンターディスプレイの大きさは7インチからスタートして2019年12月に8インチに変更されましたが、今回は新たに2種類設定されました。

特に上位系グレードには何と10.25インチの大画面、その他のグレードも8.8インチにサイズアップされています。ちなみに8.8インチはMAZDA3などと同じ大きさです。また、8.8インチディスプレイはグレードにもよりますが、メーカーオプションで10.25インチに変更することが可能です。

さらに新世代モデル同様に車載通信機を標準設定しました。これにより万が一(事故など)の際の「緊急通報サービス」の利用や専用スマホアプリである「MyMazda(マイ・マツダ)」により車外にいながら車両のコンディションの確認、そして万が一ドアロックをし忘れても遠隔操作で施錠することができるようになりました。

この他にもデータ転送などをデジタル化することで動作レスポンスも向上しています。

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