はじめに
2020年も残り1カ月を切りました。今年の干支となる子年は1950年以降では過去5回ありました。それぞれ、子年はどんな相場だったのでしょうか。過去の株価を分析してみたいと思います。
さらに、来年の干支である丑年との相関も考察してみます。
子年は3勝2敗
過去の子年の成績を見てみましょう。1960年(年間騰落率+55.07%)、1972年(同+91.91%)、1984年(同+16.66%)、1996年(同▲2.55%)、2008年(同▲42.12%)となっており、3勝2敗でした。
1984年までは全勝でしたが、2008年のリーマンショックによって子年は株高のジンクスはかなり低下してしまいました。それでも2020年は12月1週目現在では年間騰落率が+13.08%と好調に推移しています。
※年間騰落率は前年末終値との比較、チャートの指数化は年始終値を100としています。