どこの企業でも、人事労務業務を進めるにあたって独自のExcel帳票を作成していると思います。そしてほとんどの場合、過去の帳票をコピーして手入力した部分を削除し、ファイル名を書き換えたものをテンプレートとして使っていることでしょう。しかしそれでは、新しい機能を追加したいときに対応ができません。また「今はこれで動くからいいけど、いざというときのために何でこの関数で望む結果が表示されるのか知っておきたい」と思うこともあるでしょう。

そこで「マイクロソフトでWindows開発に13年間従事したのち社労士資格を取得・独立した」という異色の経歴をもつ加藤秀幸さんの著書『人事・労務担当者のためのExcel&Wordマニュアル』(以下、同書)から、人事労務業務において活用頻度が高い関数の使い方をみてみましょう。

※本記事は同書の内容を一部編集のうえ抜粋したものです。また、同書ならびに本記事の内容は「Microsoft365(旧称Office365)」をベースに2020年9月時点の情報に準拠して書かれたものであり、適用範囲はMicrosoft365およびOffice2013/2016/2019となっています。

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