はじめに

生年月日や入社日から現在の年齢や勤続年数を調べる(DATEDIF関数・TODAY関数)

社会保険や年次有給休暇付与を漏れなく手続きするには、従業員の生年月日や入社日から今日現在までの期間(法律上の年齢や勤続年月数)の正確な把握が必須です。開始日と終了日からDATEDIF関数で計算し、現在の日付はTODAY関数を使って把握します。

法律上の年齢を確認する(DATEDIF関数・TODAY関数)
法律上の年齢の数え方は、誕生日を起算日とし、誕生日の前日に満年齢となります(例:4月1日生まれの場合は翌年3月31日に満1歳となる)。ここでは中途採用した従業員をモデルに、介護保険料を徴収すべき年齢(40歳)を迎えているかどうかを、DATEDIF関数で開始日、終了日、単位(年)を指定して年齢を計算します。

勤続年月数を確認する(DATEDIF関数・TODAY関数)
勤続年数で付与日数が異なる年次有給休暇の事務は、DATEDIF関数で入社日から今日現在までの勤続年月数を計算することで付与日数を求めましょう。なお、数式の中で文字列を扱う場合はダブルコーテーションで囲みます(例:”年”や”か月”)

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(この記事は日本実業出版社からの転載です)

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