はじめに
「やる気スイッチ」の活かし方
やる気スイッチは、一つだけではなく、組み合わさることでその人らしさが現れ、特徴が見えてきます。
ポジティブなスイッチ(➡【A】)もあれば、ネガティブなスイッチもあり、ネガティブなものには、スイッチが入らないとネガティブになるもの(➡【B】)と、スイッチが入るとネガティブになるもの(➡【C】)があります。
この点を理解し、自身のエネルギーを高められるように、取り組んでいる仕事を意味づけていくことが有効でしょう。
イキイキと仕事をしている人は、この点をうまく「自律的にコントロール」できていることが多いです。筆者もそれを意識的に真似るようにして、自らをイキイキできる状態に近づけようとしています。
【A】に対しては、ポジティブスイッチとして、より強く感じられるように自ら取り組む仕事・役割を意味づけ、その強さをどんどん大きくしてやる気を高めていきます。筆者は挑戦できるテーマを自分から上司に申し出るように心がけています。
また、【B】に対しては、全く感じられない状況に陥らないように、取り組む仕事・役割の中に感じられる部分を見つけたりすることで、強いストレスを抱え込まないようにしています。新しい仲間を巻き込むことでそれを実現することもあります。
【C】は、感じるとストレスになりやすいため、もし避けられないならその部分は受け入れつつ、【A】のポジティブスイッチをより意識して両立するようにします。そうすることで強いストレスにならないようコントロールすることができます。ですので、筆者は【A】をかなり意識して行うようにしています。
皆さんの周りに、そのような「自律的なコントロール」に長けた方がおられたら、是非真似てみてはいかがでしょうか。