はじめに
自分の投資スタイルを変えないこと
とはいえ、普段はゆっくりとした投資をしている人の中には、休みを利用してデイトレードに参戦したいと考えている人も多いでしょう。ただ実際は、デイトレードに向いていない方も多いので、これは普段の投資とはまったく違うものであると考えてみるとよいかもしれません。
つまり、これまで自分が利益を出していた方法が通用するのかしないのか。これをしっかりと見極めることが必要でしょう。
実際に、デイトレードではうまくいかないけれど、ゆっくりとした投資で大きな利益を出しているという方も多いです。目先のお小遣い稼ぎというような気持ちで、簡単に手を出すと、とんでもない損失になることもあります。
今、ご自身が投資でうまくいっているのであれば、けっしてスタイルを変えないこと。
「隣の芝生は青い」と、休みを利用してデイトレードにチャレンジするとしても、これはあくまでも「チャレンジ」と位置づけ、実際に大きなお金を使うということではなく、まずはシミュレーションでよいと思います。自分がデイトレードに向いているのか、いないのか。自分の投資スタイルを検証するチャンスではないかと思います。
また、目先的な値動きに右往左往するようなデイトレードの考え方に乗るよりも、もし一日中、株式相場を見ることができるという休みの利点を活かすのであれば、相場の大きな流れは多少の休みくらいでは変わらないということを確認するために利用してみることもよいでしょう。
そして、いつもの投資法によって利益が出ているのでしたら、やはりお盆休みくらいはゆっくりと旅行に行き、気分転換を行いながら、実際の街からデータを得るということが今後の投資生活のためにも、一番賢い休みの過ごし方という気がしてなりません。