はじめに

Twitterの声を企画に反映する

ブランドマネージャーの麦敏光さんによると、バーガーキングではTwitterを毎日チェックし、リアルな客層の声を反映して企画に落とし込んでいると言います。2020年はそのようにして新たな新商品やキャンペーン、プロモーションを次々と展開してきました。

ブランドマネージャーの麦敏光さん

冒頭で挙げた企画以外にもバーガーキングの最大ボリュームを誇る「デラックスワッパー」シリーズ、総カロリー2000kcalを超えるマキシマム超ワンパウンドビーフバーガーを食べ放題で食べられるイベント「マキシマム・ザ・チャレンジ」など、いずれもネットとの親和性が高く、話題を集めやすいものばかり。

そして、新発売されたのが「プラントベースワッパー」です。今回もまた話題集めの企画かと思いきや、実はそうではないようです。

各社が挑戦する代替肉パティ

大豆などの代替肉を商品化するハンバーガーチェーンとしては、バーガーキングは先駆けではありません。モスバーガーではすでに2020年5月に「MOS PLANT-BASED GREEN BURGER<グリーンバーガー>」を、ロッテリアでも7月に「ソイ野菜ハンバーガー」と「ソイ野菜チーズバーガー」を発売しています。

しかし新商品開発マネージャーの荒川波奈絵さんによると、そうした他のハンバーガーチェーンとは一線を画しているのが今回の「プラントベースワッパー」だと言います。改めてバーガーキングのワッパーの魅力を伝えるための商品を考案したそう。

厳選された大豆由来の100%植物性パティを直火焼き製法で丁寧に焼き上げ、本格バーガーらしい味わいを実現。あくまで「美味しい大豆肉」ではなく「美味しいお肉」として提供しています。

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