はじめに
お肉と違いが分からないくらいのクオリティ
実際に試食会でバーガーキングの看板メニュー「クラシックワッパー」と「プラントベースワッパー」を食べ比べてみました。パティ以外はすべて同じ材料です。
パティ以外は同じ材料を使用
どちらも直火焼きならではのジューシーでスモーキーなお肉の味が堪能でき、正直なところ、両方とも美味しいハンバーガーを食べているようにしか思えませんでした。強いて言えば「プラントベースワッパー」の方は食感が少しだけかたさを感じますが、パサパサ感ではなくしっかり焼いたお肉のかたさという感じ。そして本当に大豆の香りはゼロ。大袈裟ではなく、言われなければ大豆肉だとはわからないクオリティでした。
リアルフードと味に自信があるから攻められる
オーダー後に作り始め、適正温度でどこから食べても味や食材が同じになるように設計、合成着色料や化学調味料を一切使わないなど、ファストフードでありながらもリアルフードに強いこだわりを持っているバーガーキング。ケチャップとマヨネーズというシンプルな味付けも、そもそもの味に自信があるからだと荒川さんは語ります。
「植物肉の市場そのものがどこも成功してはいないのが現状です。我々としては普段食べているワッパーと同じクオリティのパティが完成したため、満を持して発売しました。2番手、3番手になったのではなく、いよいよ味にこだわるバーガーキングが参入したという認識です」(麦さん)