はじめに

空室率2割以上だと、成功の確率はさらに上がる

募集家賃の裏付けが取れたら、いよいよ家賃交渉です。家賃交渉は契約更新に係る連絡を管理会社から受けた際、値下げを申し入れてください。家賃交渉に慣れていない方は、ご心配の向きもあるかもしれません。しかし、交渉はタダです。断られても、家賃がそのままなだけです。リスク0の交渉ですので気負わず申し込んでください。

「ちょっと厳しいとは思いますが…」などと管理会社に言われても、気にせず申し入れてみてください。最終的には大家が決めることです。交渉の成否は大家次第ですが、空室が多い(目安は空室率が2割以上)アパートは、大家が「交渉断って、これ以上退去されても困るかな…」と、交渉に応じる場合が多いと感じています。ちなみに私の場合、家賃交渉が入った際、妥当な金額であればうけるようにしています。

もし、あなたの家賃が5万円なら、あなたは大家にとって2年契約で120万円もの大金を支払ってくれている“お得意様”です。現状の募集家賃の調べをつけたうえで、価格が下がっていたならば、堂々と更新時に価格交渉を行うことをお勧めいたします。もちろん私は大家であるので、本当は行って欲しくはないのですが…。

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