はじめに

生命保険や損害保険など、万一の事態に備えて加入している保険。でも、いざ保険金を請求するときに、「書類が多すぎて保険証券が見つからない」「そもそもどんな保険に入っていたか分からない」となるのは避けたいものです。

そこで本記事では、保険書類のおすすめ整理方法を紹介します。保険書類をスッキリ整理して、家族や夫婦で共有できるようにしておきましょう。


保険書類はクリアブックでの整理がおすすめ

保険証券やはがき、保険約款のCD-ROMなど、さまざまな形の資料が混在する保険書類は、クリアブック(A4サイズ)に整理収納するのがおすすめです。保険の新規加入や解約などが発生したときにも対応できるよう、リング式のクリアブックを準備できるとベストです。

クリアブックの1ポケット目には、ひと目で家族全体の保険内容が分かる「保険リスト」を。2ポケット目以降は、保険契約ごとに、保障内容が分かる書類や保険証券などを収納します。

最後に、インデックスシールや付箋を使って「夫死亡保険」「妻医療保険」「自動車保険」などの保険種類をラベリングすれば、より見やすくなります。

<保険書類の収納イメージ>

保険書類資料:執筆者作成

保険契約数が多い場合は、無理に1冊に収納するのではなく、「夫生命保険用」「妻生命保険用」「損害保険用」などと分けると良いでしょう。いきなり完璧に整理する必要はありません。整理のポイントを紹介するので、クリアブックが準備できたら、まず取り掛かってみてください。

保険書類は1契約5ポケット使って収納しよう

まずは家の中にある保険書類を集め、保管する書類と処分する書類を分類し、クリアブックに収納していきましょう。

絶対保管しておくべき書類は意外と少ないものです。ダイレクトメールや契約時の事務手続きの説明資料など、不要な書類は処分しましょう。保険プランの見積書や設計書なども、自分が契約内容を理解するのに不要だと思ったら、捨ててしまって大丈夫です。

クリアブックの1ポケット目には保険リストを入れたいので、保険書類は2ポケット目から収納します。次の通り、1契約当たり5ポケット使うのがおすすめです。

・1ポケット目: 保険概要(ご契約内容のお知らせ・保険パンフレット・保険設計書など)

1ポケット目には、パッと見て何の保険なのかが分かる書類を入れておきましょう。保険加入時にもらったパンフレットや、毎年届く保険内容のご確認書類など、「これだけ見れば保険内容や保険会社名が分かる」と自分が思ったもの1書類を選んで入れておきましょう。ほかの書類は、3ポケット目に入れます。

・2ポケット目:保険証券(最新のもの)

次に、最も大切な書類である保険証券を収納します。更新型の保険は、更新のたびに新しい保険証券が送られてくるので、最新のものが届いたら入れ替えます。
基本的には、1~2ページを見れば保険の概要が分かって保険金が請求できるように整えます。そうすることで、自分以外の家族が保険金を請求するとき場合でもスムーズに書類を探せるでしょう。

・3ポケット目:その他の関連書類(約款・注意喚起情報・告知書の控えなど)

保険金請求が発生しても、通常は使わない書類を入れておきましょう。保険内容を詳しく確認したいときや、保険金請求時に何かトラブルがあった場合などに参考にできます。保管しておきたい関連書類が多いときは、複数ポケットに分けても良いでしょう。

・4ポケット目:一定期間保管しておくもの

一定期間保管しておきたい書類を入れます。例えば、「初回保険料支払いの領収証」は保険証券が届くまで。「生命保険料控除の証明書」は税金の申告が終わるまで。「更新前の保険証券」は保険期間が終わり、一定期間(1年くらいが目安)過ぎるまで保管しておくと良いでしょう。

・5ポケット目:予備(捨てる予定の書類など)

捨てるかどうか判断に迷った書類をここに入れおきましょう。書類を見ても保管したほうが良いか分からない場合、必要書類を間違って捨てるよりかは、ひとまず保管しておいたほうが安心です。ポケットが貯まってきたら、改めて調べたり読み込んだりして判別し、不要なものを捨てましょう。

すべての保険証券が収納できたら、保険契約ごとに「夫死亡保険」「自宅火災保険」などのラベリングをしましょう。