はじめに
では、もう少し細かく見てみます。万円台ではなく、千円台が替わった場面を取りあげて同じように分析するとどうでしょうか。
分析結果は、5日後から125日(約半年)後まで騰落率がプラス(上昇)でした。今回で言えば、8日に日経平均株価が2万9,000円乗せした後の相場もこのサンプルに該当します。こちらの結果では、台替わり後の直後も順調に株価が上昇する傾向が見られます。
1万円レベルの大台替わりほどではないため、到達感からその後の相場が弱含むような傾向は見られないようです。いずれにせよ、1万円刻みの大台替わり、千円刻みの台替わり後は、共に半年程度先までを見る株価はその勢いを持続して堅調なようです。
今後も“更なる強気“が望まれます。