はじめに
3.駅から物件までの道のりに生活上、便利な施設があるかどうか
これは、Googleマップで確認できます。もちろん、賃貸仲介業者へヒアリングする際、一緒に聞いてしまうのも良いと思います。
他には、街自体の評判、人気度も大事にしましょう。それについて情報を得るにはこのサイトを私はよく使っています。
『お部屋探しのコツや知識まとめブログRooch(ルーチ)』
借りる側の人向けで作られたサイトのようですが、大家さんも大いに活用できる内容が盛りだくさんです。
これら10の情報がまとまって記載されています。
1.駅周辺の住みやすさ
2.治安の良さ
3.交通アクセスの良さ
4.主要駅までの所要時間と乗換回数
5.駅周辺の買い物環境
6.駅周辺の主なスーパー
7.その他の買い物施設
8.駅周辺の飲食店
9.駅周辺の家賃相場
10.周辺駅との家賃相場比較
中身を見ると、実際に行かなくてもその街を味わえた気持ちになれるくらい詳細に情報が載ってるので、参考にすると良いでしょう。
4.周りに嫌悪施設がないか
嫌悪施設とは、その存在が周囲から嫌われやすい施設です。たとえば、「風俗店」「火葬場」「廃棄物処理場」などが、よくそれにみなされます。主観的なイメージによったものですが、地価に影響を及ぼすケースもあるため、物件選びでは配慮するようにしましょう。
これも、Googleマップで確認できます。私の場合はよく賃貸仲介業者に聞きます。
3点ユニット、レントロール、登記簿、修繕履歴
5.3点ユニットではないかどうか(価格次第)
10年前であれば、3点ユニットでも客付けは不利ではなかったですが、現在のように物件が溢れ、人口が減るという状況下においては、3点ユニット物件の稼働率が減少傾向にあるようです。特に新型コロナが流行している今の状況において、退去率が高いのは3点ユニットの物件と業界内でよく言われます。スペックの低い物件から淘汰されていく、というのはこういった傾向からも読み取れます。そのため、できることなら3点ユニットは選ばない方が良いかなと思います。
ただし、それについても価格次第です。地域で最も安い価格帯を付けられ、なおかつキャッシュフローも出せるのであれば、購入しても良いと思います。そのため、3点ユニットの物件については、購入価格次第で判断を分けましょう。