はじめに
4. 物件周辺の雰囲気
物件周辺に倒壊寸前の空き家があったりすると入居者は敬遠しますので、一応は気にしておいた方が良いでしょう。資料でチェックするべき嫌悪施設の件と重なりますが、墓地があるかどうかも気にするポイントに入れるべきです。ただし、街中でも墓地は意外とよく目にしますが、アパートや戸建てが建っていて人が多い環境であれば、墓地でも気にならないことも多いです。墓地があったらNGというワケではなく、総合的に判断するようにしましょう。
5. 異臭がしないか
ごみ焼却施設や養豚場、養鶏場などがあれば匂いがするのですぐに分かります。ただし今まで私はたくさん物件を見てきましたが、そういった施設に遭遇したことは数回くらいしかありませんでした。
以上、資料から判断できるチェックポイント、現地でのチェックポイントでした。他にも挙げれば細かい点がありますが、きりがないので資料8つのポイントと現地5つのポイントを大切にしてください。ただし、価格次第で物件の魅力は大きく変わります。大幅な指値が通りそうなのであれば、多少のことは目をつむって買ってしまった方が良いこともあるのが不動産投資の判断の難しい面です。
人口推移から投資エリアをスクリーニングし、資料でも現地チェックでも問題なければ、次は買付証明書を入れて、融資先を探す段階になります。