はじめに
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。
今回の相談者は、26歳、会社員の女性。共働きで、外食が多いという相談者。贅沢をしているわけではないけれど、気がついたら食費が月15万を超えていることも。無理はしたくないけれど、どうにかスリム化したいといいます。FPの坂本綾子氏がお答えします。
都内二人暮しですが、食費が月12万円を前後し、最大で15万程度まで上がってしまいます。
特にお金を使っている自覚がなく、気がついて愕然としました。内訳は食料品6万、酒ツマミ類1万円、外食2.6万円、コンビニ1.1万円、フードデリバリー1万円など。食料品はコロナ以降で1〜2万上がったまま現在まで下がらず、食料品以外の出費が月によって金額を引き上げます。
特に高級品へのこだわりはなく普通のスーパー・普通のレストランを使うのですが、「休日は休日らしく外食や酒を楽しみたい」「仕事が忙しければ食事作りはラクしたい」「浪費する気は無いが、いちいち値段も気にしない」「食事はタンパク質と野菜偏重で炭水化物はあまり取らない」「支払いは全てカード」というスタイルが、こういう金額になっているのかと思います。
そうでなくても自炊が好きではない夫婦なので、お買い得品から献立をいちいち考えるとか、外食を月1回にするといった、食事に関するストレスに後ろ向きで、お金を貯めてストレス溜めるくらいならお金を掛けるタイプです。しかしさすがに金額が異常値のような気がしており、どう手をつけるか悩んでいます。
見かけ上は月の貯蓄もしているように見える一方、昨年は一時的な出費も多く、実は思ったほどの貯金に繋がりませんでした。これを機に、我慢はせず無駄の少ないスリムな家計に体質改善していきたく、アドバイスをお願いいたします。
【相談者プロフィール】
・女性、26歳、IT系会社員、既婚
・夫28歳、IT系会社員
・お住まいの都道府県:東京都
・住居の形態:賃貸
・毎月の世帯の手取り金額:75万円(相談者30万、夫45万)、ボーナスなし
・毎月の世帯の支出の目安:43万円
【毎月の支出の内訳】
・住居費:18万3,000円
・食費:12万円
・水道光熱費:1万4,000円
・通信費:1万7,000円
・その他:9万5,000円(日用品雑貨類2、衣類美容3、趣味娯楽2、雑費2.5、交通費や医療費やサブスク費の他、半分は実質外食)
・毎月の貯蓄額:22万円(別途個人年金2.3、つみたてNISA3.3、投資信託5)
・現在の貯蓄総額:520万円
・現在の投資総額:178万円(うち個人年金36、つみたてNISA45、投資信託97)
・現在の負債総額:0円
特にお金を使っている自覚がなく、気がついて愕然としました。内訳は食料品6万、酒ツマミ類1万円、外食2.6万円、コンビニ1.1万円、フードデリバリー1万円など。食料品はコロナ以降で1〜2万上がったまま現在まで下がらず、食料品以外の出費が月によって金額を引き上げます。
特に高級品へのこだわりはなく普通のスーパー・普通のレストランを使うのですが、「休日は休日らしく外食や酒を楽しみたい」「仕事が忙しければ食事作りはラクしたい」「浪費する気は無いが、いちいち値段も気にしない」「食事はタンパク質と野菜偏重で炭水化物はあまり取らない」「支払いは全てカード」というスタイルが、こういう金額になっているのかと思います。
そうでなくても自炊が好きではない夫婦なので、お買い得品から献立をいちいち考えるとか、外食を月1回にするといった、食事に関するストレスに後ろ向きで、お金を貯めてストレス溜めるくらいならお金を掛けるタイプです。しかしさすがに金額が異常値のような気がしており、どう手をつけるか悩んでいます。
見かけ上は月の貯蓄もしているように見える一方、昨年は一時的な出費も多く、実は思ったほどの貯金に繋がりませんでした。これを機に、我慢はせず無駄の少ないスリムな家計に体質改善していきたく、アドバイスをお願いいたします。
【相談者プロフィール】
・女性、26歳、IT系会社員、既婚
・夫28歳、IT系会社員
・お住まいの都道府県:東京都
・住居の形態:賃貸
・毎月の世帯の手取り金額:75万円(相談者30万、夫45万)、ボーナスなし
・毎月の世帯の支出の目安:43万円
【毎月の支出の内訳】
・住居費:18万3,000円
・食費:12万円
・水道光熱費:1万4,000円
・通信費:1万7,000円
・その他:9万5,000円(日用品雑貨類2、衣類美容3、趣味娯楽2、雑費2.5、交通費や医療費やサブスク費の他、半分は実質外食)
・毎月の貯蓄額:22万円(別途個人年金2.3、つみたてNISA3.3、投資信託5)
・現在の貯蓄総額:520万円
・現在の投資総額:178万円(うち個人年金36、つみたてNISA45、投資信託97)
・現在の負債総額:0円
坂本:ご相談ありがとうございます。お2人は正社員の共働きで世帯年収が高いパワーカップルですね。まだ20代なのに、手取り収入は合計で月75万円、年間では900万円。税込み年収は1,000万円を超えています。ただ、実は思ったほどの貯金にはつながっていないとのこと。我慢はせずに無駄の少ないスリムな家計に体質改善したいという目標をお持ちです。