はじめに

ペットにかかるお金

アニコム損害保険株式会社の調査(※)によると、犬を飼っている人の年間費用の平均は、約30万1,000円とのこと。食事やおやつだけでなく、シャンプーやトリミング、ワクチンや予防接種など、いろいろとお金がかかります。もちろん、飼い始める際にも犬の購入費がかかります。

出産費用やペットの初期費用は貯金でまかなうとして、その後毎月かかるお金を出していけるかどうかで、ペットや子どものことを考えるのが良いでしょう。ペット費用は月2万5,000円が、教育費は将来に向けた月2万円の貯金が、いない場合に比べて必要に。前述の家計予想にペット費用を加算すると、年間の収支金額は74万5,000円。このうち、24万円は教育費として取っておくため、残りの50万5,000円が貯金できるお金となります。

日々の暮らしを楽しく過ごすだけでしたら、この家計で問題ありません。ただし、もしマイホームの頭金を貯めたり、もう一人子どもが欲しいとなると、貯金ペースを上げるために、もう少し収入があると良いかも知れません。また、育休や産休中の手取りが減ったり、復職後の時短勤務で月収が減る可能性も見据えるとすれば、もう少し高めの収入を目指すとより安心です。

(※)「ペットにかける年間支出調査 2019」/ アニコム損害保険株式会社調べ 

希望を叶えるために考えたいこと

希望を叶えるために、3つほどお伝えしたいことがあります。

一つは、お金の使いどころの優先順位を彼といっぱい話し合ってほしいこと。どこにどうお金を使うか、これまではそれぞれが自由でしたが、一緒に暮らすと、優先順位がちがって当たり前ですので、ぶつかることもあるでしょう。お互いに価値観をオープンにして、歩み寄る姿勢が大事ですよ。その上で、二人の力を合わせて、資産形成をしていきましょう。

一つは、新生活においてお仕事を探す際は、ご自身の本当にやりたい内容か、また、勤務スタイル(時間や場所など)に納得いくかなど、トータルで考えること。目指したい収入金額を考えることは大事ですが、笑顔で共同生活をするためにも、金額だけでなく、自分の心の声にも目を向けてくださいね。

最後に、ふるさと納税をされているとのことですが、もし税金を抑えることも目的であれば、iDeCo(個人型確定拠出年金)にて積立をされると、毎年の税金を大きく抑え手取りを増やしながら、老後資金もコツコツ作ることが可能ですので、検討してみてください。

トータルでいくらの収入を目指したら良いか、参考になりましたでしょうか。まずは、ぜひ前述のシミュレーションを使って、新生活における希望(〇〇費にはいくら使いたい・貯金はもっとしたい等)について、お二人で話し合ってみてくださいね。

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのFPが答える「みんなの家計相談」の過去の記事一覧はこちらから。

[PR]保険だけで大丈夫?子供、両親といったご家族だけでなく、自身の老後に必要なことを準備しましょう

この記事の感想を教えてください。