はじめに

不動産を共同購入した場合のメリットとデメリットについて

お友達といろいろと話し合って、夢を描いていることだと思います。すでにご存知かもしれませんが、不動産を共同で購入した場合のメリットとデメリットについて知っておいて欲しいと思います。

●メリットについて
最大のメリットと言えるのが、それぞれが住宅ローンを利用して購入すると、それぞれに対して「住宅ローン控除」が受けられるということです。売却のときには、それぞれが譲渡所得の控除が受けられることになります。もちろん、保有しているときに支払わなければならない固定資産税も持ち分によって減りますので、各々の負担を減らすことができます。

●デメリットについて
最大のデメリットと言えるのが、持ち主の全員の承諾がなければ、売却することができないということです。持ち主の万一のことがあった場合、相続人が新たに持ち分を共有することになります。以前と同様に新たな持ち主が一緒に暮すということは考えられませんので、持ち分を現金で払って欲しいと要求されるかもしれませんし、売却したいと申し出があることも考えられ、親族間の共有以上に、話が複雑になってしまうことが考えられます。また、住宅ローンの借入時の諸費用や登記費用もそれぞれが準備しなくてはなりませんので、コスト高になってしまいます。

以上のメリットとデメリットを踏まえると、共同で購入する方法はメリットよりもデメリットの方が強く出てしまうことがご理解頂けると思います。

夢を実現できるか、アイディアを出していく

一戸建てを購入した場合、リノベーションなどの自由度はアップする反面、万一のリスクが大きくなってしまいます。できるだけリスクを抑えるためには、どのような方法が良いのでしょうか?

それぞれマンションを購入する

相談者様は、お友達と長く一緒に暮したいと考えているとのこと。共同購入という形ではありませんが、それぞれに同じ建物のなかの物件を購入し、お互いの存在を近くに感じながら暮らすという方法もあるかもしれません。

こちらの変形としては、隣の住戸と壁がつながっている戸建てである「テラスハウス」や「タウンハウス」などを購入するという方法もあるかもしれません。物件によりますが、その物件が2棟のみであれば、庭などの共有スペースの柵を取り払って、一戸建て感覚で利用することができます。

また、それぞれが単独で所有することになりますので、万一のことがあったときにでも、自分の住まいに与える影響を抑えることができます。

親族から譲り受ける財産の有無を確認する

もし、両親や祖父母から譲り受ける財産がある場合には、その物件にお友達と暮らし、将来、単独で所有するという方法も考えられます。土地のみであるなら、家を単独で建てさせてもらうというのもアリです。

このような形であれば、一から購入する訳ではありませんので、コストを抑えることができますし、リスクを抑えられます。自立することも大切ですが、相続するべき財産があるのなら、考えても良いでしょう。

[PR]「正直、不動産ってどうなの?」投資、住宅ローン、リフォーム等、失敗しない不動産を学びましょう