株価が大きく下げた会社の株を買う投資方法を「逆張り(ぎゃくばり)投資」と言います。例えば、日経平均株価に採用される225銘柄のように、日々の出来高がある程度は確保されているような銘柄のうち、前の週に下落が大きかった銘柄に投資するといったやり方です。
前の週という短期間ではなく、もっと長い期間をみて年間下落率ランキングの大きい銘柄に注目するといったやり方もあります。とても単純な戦略ですが、伝統的に効果的な戦略として良く知られるものです。
しかし近年は、これとは真逆の戦略となる「モメンタム投資」の効果が高くなったと言われます。モメンタム投資とは、これまで株価が上昇してきた銘柄に投資するという方法です。今回はこの「逆張り投資」と「モメンタム投資」、今後はどちらが良いのかの予測を紹介しましょう。