はじめに

リアル世界の競馬も盛り上がりを見せている

「ウマ娘」だけでなく昨今はリアル世界の競馬も盛り上がりを見せています。

昨年はコントレイルが皐月賞、ダービー、菊花賞の牡馬三冠を、デアリングタクトが桜花賞、オークス、秋華賞の牝馬三冠をそれぞれ無敗で制し、ジャパンカップでは日本で初めて芝GⅠを9勝した女傑アーモンドアイがその両馬を退け、人数制限にもかかわらず客席から万雷の拍手が送られるという歴史的なレースが見られました。

またつい先日にも、加齢により毛が灰色から白に変化する一般的な白馬と異なり、幼少期から毛が白いという非常に珍しいソダシが「白毛馬」として世界初のGⅠを制覇するとともに、桜花賞も1分31秒1という圧巻のレコードタイムで優勝しています。

筆者は幼少期からの競馬ファンですが、今の競馬はオグリキャップ、トウカイテイオー、ナリタブライアンなどのスターホースがあり得ないような奇跡を毎年のように引き起こした1990年代前半に次ぐくらいの盛り上がりを見せていると思っています。こうした競馬界の盛り上がりも「ウマ娘」のヒットに一役買っていると思われます。

「ウマ娘」とリアル世界の競馬の相乗効果に期待

国内でのヒットを受けて、今後「ウマ娘」は海外展開、アニメ3期目(個人的にはオグリキャップの物語を待ち望んでいます)を含めたゲーム外のメディアミックスをさらに強化していくものと思われます。また、「ウマ娘」から入ったゲーム・アニメファンがリアル世界の競馬を始めることで、両者の相乗効果も期待できます。

新型コロナウイルス対応として競馬は長く無観客開催が続いていましたが、令和2年度のJRA(日本中央競馬会)の売得金は前年比+3.5%の2兆9,800億円と好調でした。地方競馬ではさらにこの傾向が顕著で、NAR(地方競馬全国協会)によると令和2年度の売得金は前年比+30.1%と大幅に増加しました。

地方自治体によるインターネットでの中継や馬券購入システムの構築が奏功した格好ですが、厳しい地方財政の立て直しや地方創生の一助となるためにも、今後も「ウマ娘」と競馬界にさらなる期待がかかります。「ウマ娘」と競馬界が盛り上がりを見せれば、中央競馬が1998年度に達成した過去最高の売得金4兆円も見えてくるでしょう。

なお、1998年は「ウマ娘」の主人公としても活躍しているスペシャルウィークがリアル世界で天才・武豊騎手に初のダービー勝利をもたらした年でもあります。

※個別銘柄に言及していますが当該銘柄を推奨するものではありません。
※内容は筆者個人の見解で所属組織の見解ではありません。

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