はじめに
「贅沢しているつもりはないけれど、4人家族で月の食費が14万円になっている。高い気もするけれどどれくらいを適正にしたらよいか分からない」「保険や通信費の見直しをしたけれど、これ以上の支出改善はどうしたらよいのかな?」「家計簿をつけはじめて、何にいくら使っているかはわかったけれど、どうやって改善したらよいかわからない」
このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
今回は、「マネーフォワード ME」を活用して、変動費(食費・日用品・趣味/娯楽・交際費など)を改善していく方法をお伝えしていきます。
目次
■変動費をコントロールするには目標予算を立てよう
■プリペイドカードでの管理方法がオススメ
■食費と日用品の仕分けのコツは?
■手入力の場合も簡単!
■家計の見える化で支出の改善
「マネーフォワード ME」を初めて使う人はぜひ「家計簿アプリ」は最初の設定が肝心!使いこなして家計管理を成功させるコツは?を読んでみてください。
変動費をコントロールするには目標予算を立てよう
変動費とは、使えば使っただけかかる費用のことです。
節約をすればダイレクトに努力が報われますが、過度な節約は苦しくなってしまったり、無理がたたってリバウンドを起こしたりしかねないので、自分に合ったペースで無理なく改善を続けていくことが重要です。
変動費をコントロールするには、まず現状を把握して、目標予算を立てることからはじめす。例えば、月の食費が14万かかっているようであれば、無理なく改善できそうな金額はいくらかを考えて目標にします。仮に食費を2万下げ、一月に12万円で生活する事を目標にした場合、1週間に使える食費は一ヶ月4週間と考えると約3万円となります。この1週間で使える金額が決まったら、毎週定曜日に、この一週間分のお金だけを引き出して管理していきます。アナログのお財布で現金で管理する場合は、お財布に一週間分の3万円をチャージしていく感じです。
例えば、1週間を月曜から日曜のサイクルで考えた場合に、毎週月曜に3万円をお財布にチャージしておきます。週の中頃(水曜・木曜)にお財布の残高を確認し、後いくら使えるかを考えます。
もし足りなくなった場合は、翌週の予算を前借りしていくことにして、すくなくとも2週間で帳尻をあわせていけるように調整します。「食費は8万円で生活したい!」などの目標値があれば、徐々にチャージする金額を抑えて食費を下げていくと、無理なく削減し、リバウンドなども起こりづらいです。