はじめに
対象サービスの中から3つ利用でポイント付与がUP
対象サービスの中から3つ利用した場合に達成となる条件もあります。条件をクリアすると翌月のPayPayモールやYahoo!ショッピングの買い物時のポイント付与倍率が上がります。
対象サービス(以下より3サービスを利用)
(1) PayPayモールまたはYahoo!ショッピング
(2) PayPayフリマ、または、ヤフオク
(3) Yahoo!トラベル
(4) ebookjapan
(5) LOHACO by ASKUL
Yahoo!プレミアム会員(月額508円)に加入すると、PayPayモールとYahoo!ショッピングでの買い物時の付与ポイントが+2%になります。プレミアム会員になれば、110誌以上の雑誌が読み放題になり、ベースボールLIVEや国内Bリーグの動画コンテンツが見られるようになります。そして、4,000円以上の買い物時に2,000円分のクーポンが付与されたりします。この辺りはサービスに興味があれば加入を検討してもよいでしょう。
また、2021年8月22日現在では、入会しても6ヶ月分の月額会員費が無料になるキャンペーンも行われています。
PayPayのアカウントと、Yahoo!JAPANのIDの連携でポイント増
そして、PayPayのアカウントと、Yahoo!JAPANのIDを連携すると、PayPayモールでの買い物時に付与ポイントが+2%になります。このIDの連携は、元々PayPayモールで+4%、Yahoo!ショッピングで+2%と大きなものでしたが、7月のタイミングでどちらも+2%に縮小しています。
上記の条件を全てクリアした場合はPayPayステップの「ゴールドメダル」が獲得でき、PayPay加盟店での買い物の際、+0.5%されます。
ここまでを比べると、PayPay経済圏は、楽天経済圏に比べてポイント倍率が低く、たいしたポイント付与経済圏とはいえない状態です。実は、PayPayステップも2021年7月より大幅な条件変更が行われました。
PayPay経済圏の変更点は?
7月までは、100円以上の決済を付きに50回以上行えば+0.5%と比較的条件単純でした。さらに10万円以上PayPayを利用した場合も+0.5%が付与され合計で+1%を達成できました。つまり、基本還元率の0.5%に+1%なので1.5%のポイント還元が受けられました。
しかし、7月以降の改悪により紹介した通り、PayPayでの買い物を300円以上の支払を30回以上、かつ、一ヶ月に5万円以上の支払をしないと+0.5%にならなくなったのです。最大でも1%に縮小されたことや、達成基準が大幅に難しくなっています。PayPayステップはポイントプログラムの難易度と達成後の付与数が少なくなってしまっているので、今後の改善に期待したいところです。
上記のPayPayステップによるポイント倍増の前に、Yahoo!ショッピングやPayPayモールで買い物をする場合は、ストアポイントとして、そもそも1%のTポイントが付与されます。またYahoo!カードかPayPayを利用して購入すれば+1%が還元され、さらにYahoo!ショッピングとLOHACO関してはYahoo!カード利用で+1%されます。
かなり複雑なので、簡単にまとめると、Yahoo!ショッピングやPayPayモールで買い物をする際、サイトの基本還元ポイントに加えて、Yahoo!カードやPayPayなどの指定支払い方法を利用することで2%〜3%の還元がうけられます。
さらに、PayPayステップを利用することで最大値+8%が得られることになりますが、PayPayステップの条件達成は非常にハードルが高いので誰でも簡単にクリアできるとは言えません。無理なくポイント獲得できるのはアカウント連携によるPayPayモールの+2%だけとも言えます。つまり、PayPay経済圏で通常得られるポイントは4%〜6%くらいの還元と考えて良いでしょう。
一方、楽天SPUは、6%から9%ほどが無理なくポイント付与されると言えるので、基本的なポイントプログラムでは楽天経済圏の恩恵のほうが大きいと言えます。