はじめに

【使う口座】

使う口座の目安は、生活費の1.5ヶ月分。毎月、給料日になると1.5ヶ月分の生活費が入っている状態です。0.5ヶ月分余剰のお金が入っていることで、予定外の支出にも対応できるようになります。例えば友人の結婚式のたびに、貯蓄用の口座から引き出していたら習慣的にも貯めにくくなってしまいます。

【貯める口座】

貯める口座には、生活防衛費として生活費の6ヶ月分を一つの目安にして入れておきます。

例えば20万円で生活している人は120万円が目標。この生活防衛費は「万が一働けなくなってしまったり、仕事がなくなっても無理なく体制を立て直す為のお金」となります。会社員の場合は、病気で働けない場合も傷病手当があり、最大1年半はそれまでの給料の約2/3が支給されます。給料の2/3の支給では足りない場合も、6ヶ月分の生活費があれば、傷病手当と合わせて1年半は現役時代と同じ支出をしても資産が枯渇しないので、この期間を使って体調や体制を整えていくことができます。

個人事業主の場合は傷病手当が出ないので、生活防衛費の金額は6ヶ月分ではなく最低1年分、できれば2年分を目標に貯めるとよいでしょう。

【貯める口座2】

目的別の金額を貯めておく口座になりますので、この口座は1つではなく複数もつことになります。

例えば子どもの大学入学費用の口座をつくり、期日までに目標額が貯まるようにつみたてていきます。ここに「子ども手当」が入金されるように設定しておくのも有効です。また、住宅購入を考えている人は家の頭金を蓄えておくなど、「目的と期日、目標金額」を考えながら分けて管理をしていきます。この管理がしやすいのが、住信SBIネット銀行で1つのアカウントで4つまで目的別口座を持つことができるので管理がしやすくなります。

【ふやす口座】

運用資産を管理する証券口座になります。老後にむけて長期で運用をして増やしていくことになります。

投資は、基本的には「貯める口座」の生活防衛費が貯まってからが望ましいです。生活防衛費も貯まっていないのに投資をするとなると、万が一のタイミングでは市況が悪くても証券口座から引き出して損切りをしなければならなくなるからです。

ただし、生活防衛費が貯まらなければ投資を開始できないとすると、運用をなかなかはじめられず時間と複利の力を味方に付けづらくなります。特に若い人は生活防衛費が貯まっていない人も多いので、その場合は貯蓄と投資を同時に行い、両方を増やしていくことをおすすめします。

教育、住宅、老後資金の準備はじめてる?無理なくはじめる資産形成、お金のプロに相談してみる[by MoneyForward]