はじめに
公金受取口座の登録
「公金の受け取り」とは、どのようなものか。
現在、想定されているものとしては、例えば今話題の「10万円の給付金」のような国からの各種給付金や、児童手当、年金、または所得税の還付金などです。
受取口座をあらかじめ登録しておくことで、行政の手間を省き、スムーズに受け取れることになります。仮に、「国に自分の口座を管理されたくない」と感じられる方は、別途新しい口座を開き、その口座を登録することも可能です。
この口座登録は、現時点ではまだ受付を行っておりません。予定では、2022年3月から受付を行い、ポイントは2022年7月頃を目安としていますが、このポイントも「(2)保険証登録」と同様、どのような形で付与されるのかは未定ですので、公式発表を待ちたいと思います。
コロナワクチンの接種証明書も申請できる【マイナポータル】の活用
さて、ここまでマイナポイント事業第二弾について解説しましたが、マイナンバーカードを取得することで利用の幅が拡がる「マイナポータル」にも、改めて注目をしたいと思います。
マイナポータルのトップページをみてみましょう
例えば、子育てに関する部分では、
■児童手当等の受給資格及び児童手当の額についての認定請求
■保育施設等の利用申込
■妊娠の届出
などを、オンラインを介して行うことができます。
また、認可保育園に申し込みをする際には、働いていることの証明である「就労証明書」を添付しなければなりませんが、このマイナポータルを利用することで、企業(主に人事担当者)と連携をし、一連の就労証明書作成の作業負担を軽減するサービスも設けられています。
加えて、これから日常生活に必要になってくるかも知れない「コロナワクチンの接種証明書」の申請をすることも可能です。