はじめに

■一定の団体等に年間2,000円を超える寄付を行った人(ふるさと納税(寄附金控除))

ふるさと納税は、自分が選んだ自治体に寄付ができる制度。寄付をすると、寄付額に応じたお礼の品(返礼品)がもらえるだけでなく、2,000円を超える金額を所得税・住民税から控除できます。この控除に用いられるのが、寄附金控除です。

寄附金控除も、年末調整で手続きできないので、会社員・公務員でも確定申告が必要です。もっとも、ふるさと納税に限れば「ワンストップ特例制度」を利用することで、確定申告なしで手続きできます。

ワンストップ特例制度を利用するには、

・確定申告をする必要がないこと(給与所得者など)
・1年間の寄付先が5自治体以内であること

の2つの条件を満たす必要があります。

もしも、先に紹介した住宅ローン控除や医療費控除を申請するのであれば、ふるさと納税についても一緒に確定申告する必要がある、というわけです。

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