はじめに

日経平均株価にも下落圧力、個別銘柄を見極めるとき?

2月14日の週は日経平均も大きく変動しました。ウクライナ情勢が緊迫化した連休明け14日、15日は続落し、1月末以来の27000円台割れとなりました。しかし16日はロシア軍の一部撤退報道から世界的に株価が回復したことで27,400円台まで急回復します。ところが、17日は後場に入りウクライナ軍の砲撃がロシアメディアから報じられたことで急落。18日もウクライナ情勢への警戒感から27,000円を割れてスタートも、前場中頃に米露外相会談が行われることが報じられて下げ幅を縮小しました。

このように、最近のマーケットはウクライナ情勢や米国の金融政策に関する要人の発言に神経質に反応する、いわば”ヘッドライン相場”となっています。短期的に利ザヤを稼ぐ投資家にとってはチャンスとも言えますが、中長期的な目線で投資をする投資家にとっては不安な日々と言えるでしょう。

個人投資家の強みは常にポジションを取っている必要はなく、自分で投資のタイミングを自由に選べるところにあります。「休むも相場」という格言の通り、先行きが不透明な今のような相場の際は一時的に投資を見送る、あるいはポジションを小さくしてリスクを落とすといった行動が有効かもしれません。

一方で、このような相場状況においてもチャンスは全くないわけではありません。業績好調な海運株、資源高が追い風となる商社株は逆行高で上昇のトレンドを維持しています。また3月後半にかけては配当や優待を狙う売買も徐々に活発化してくることが予想されます。ニュース等では日経平均株価など株価指数が取り上げられがちですが、個別株に目を向けると、すべての銘柄が下落しているわけではありません。さらに、昨年までは高くて買いにくかった銘柄の中にも、最近の調整で値ごろ感が出ているものもあるのではないでしょうか。

相場状況が悪いときこそ、安く銘柄を仕入れるチャンスでもあります。銘柄選びに時間を使い、次の上昇機会に向けた準備を始めてみてはいかがでしょうか。

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