はじめに

どの企業に投資するかを判断するとき、客観的なデータに基づいて投資することで、資産運用の練度は上がり、その精度や再現性も向上していきます。しかし、初心者には難しい用語も多く、つい感覚で投資してしまいがちです。

そこで、Twitterフォロワー数8万人の現役サラリーマン投資家・長期株式投資氏(@budoukamail)の著書『オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!』(KADOKAWA)より、一部を抜粋・編集して初心者に覚えておいてほしいリスク回避率を上げる投資指標を紹介します。


「配当利回りが高い=良い」というわけではない

配当利回りとは、「投資した金額に対して受け取ることのできる配当金が、投資額の何%になるのか」という投資指標です。高いほどリターンが大きくなります。

投資をする時には、「どの程度のリターンが期待できるか」ということを念頭に置いて投資をおこなうと思いますが、その際に最も分かりやすいリターンの指標が、この配当利回りなのです。

たとえば、銀行にお金を預けると利子がつきます。

仮に年1%の金利で100円を銀行に預けるとするならば、1年後には1円の利子がつくことになります。これが年1%の利回りです。

では、株式投資の場合はどうなるでしょう。

株は、利回りが決まっているということではなく、1株当たりいくらの配当を出すかは、会社が決めます。

たとえば、1円の配当を出すと会社が決めた場合には、株価にかかわらず1株当たり1円の配当が支払われることになります。

1年の配当が支払われる時に株価が100円であれば、100円に対して1円の配当ですから、配当利回りは1%。

株価が50円だとしたら、50円に対して1円ですので、2%の配当利回りとなります。

また、株価が200円であれば、200円に対して1円の配当金ですので0・5%の配当利回りです。

つまり、配当利回りは一定ではなく、株価が下がれば配当利回りは上昇し、株価が上がれば配当利回りは下落するということ。

会社の過去の配当金支払いの実績や業績を見て、今後、この程度の配当金が支払われるだろうから、この程度の株価ならリターンがこのくらいになるという判断をおこない、投資を実行していくことになります。

配当利回りは、以下の計算式で求めることができます。

配当利回り(%)=1株当たりの配当金÷株価×100

【配当利回りとは?】
配当利回りとは?

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