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9割ピーナッツのキャラメルコーン バイヤーの一声で比率逆転

目指すはしょっぱい系市場のシェア拡大

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誰でも一度は口にしたことがあるお菓子、キャラメルコーン。

商品名にもなっている“キャラメルコーン”が脇役にまわり、9割をピーナッツが占める『キャラメルコーンのピーナッツ』が発売になりました。

なぜ、発売したのか? その理由を東ハトに聞きました。


比率は9割ピーナッツ

キャラメルコーンとピーナッツの比率が逆転した『キャラメルコーンのピーナッツ』(税込み110円)がJR東日本エリアの「NewDays」などの店舗限定で、今月18日から発売になりました。

キャラメルコーンといえば、ミルクキャラメルの香りが広がる、ふんわりさくさくした食感が特長なのに、なぜピーナッツをメインにした商品を開発したのでしょうか。東ハト広報の大洞さんに聞きました。

「キャラメルコーンは、キャラメルコーンだけではなく、ピーナッツが好きという方も多い商品です。

今回限定発売されたNewDaysを運営する、JR東日本リテールネットの菓子バイヤー様もそのうちの1人で、『あのピーナッツだけで商品化できないですか? あのピーナッツだけが食べたいんです!』という一言から誕生しました」

バイヤーの熱意に応えて生まれた『キャラメルコーンのピーナッツ』。通常はお菓子とピーナッツの割合がおよそ9:1のところ、“いつもは脇役のピーナッツを主役にして、ピーナッツのおいしさをメインにしたい”と、その比率をほぼ逆転させたそうです。

キャラメルコーンを小粒に、塩加減も調整

こだわったのはお菓子とピーナッツの比率だけではありません。ピーナッツを引き立たせるための工夫も施しています。

「ピーナッツを主役としているため、ピーナッツとの食べ合わせ・食べやすさを考慮して小粒のキャラメルコーンを入れています。また、ピーナッツのみで食べたときにも、おいしく召し上がっていただけるように多少塩加減を調整しております」と大洞さん。

キャラメルコーンは通常よりも小粒に。ピーナッツとお菓子の割合は9:1

通常のキャラメルコーンは主婦や子供をターゲットにしているのに対し、ピーナッツ主役のキャラメルコーンはお菓子としても、おつまみとしても楽しめるため、男性にも食べてほしいと大洞さんは話します。

そもそも、なぜキャラメルコーンにはピーナッツが入っているのでしょうか。

「理由は二つあります。ひとつはおいしさのため。ローストされたピーナッツの香ばしい香りが、キャラメルコーンに付着しておいしさのひとつになっています。二つ目は、塩梅のためです。キャラメルコーンだけでは甘さが続くため、塩味のピーナッツを入れることでキャラメルコーン全体に塩味がまぶされて、甘いだけではない、いい塩梅を生み出しているのです」(大洞さん)

工場で袋詰めする際に、キャラメルコーンの上にピーナッツを載せることで、店舗に並ぶまでの間にピーナッツがゆっくり下に落ち、キャラメルコーン全体に塩味がまぶされ、いい塩梅を生み出すそうです。

現在は店舗限定で発売。販売数量が限定されているため、なくなり次第終了だそう。ただ、「反響次第では販路を拡大する可能性もあります」と大洞さん。

しょっぱいキャラメルコーンでシェア拡大をねらう

キャラメルの甘い風味が魅力のキャラメルコーン、そのラインナップに“甘くないしょっぱいキャラメルコーン”が新たに加わります。

「当社は、長い間キャラメルコーンが市場を牽引して、スイートスナック市場シェアのNO.1です。しかしながら、セイボリーコーンスナック(しょっぱい系コーンスナック)市場のシェアでは、まだまだ低いのが現状です」(大洞さん)

そこで、シェア拡大をねらい、キャラメルコーンのブランド力を利用して開発されたのが「ウラキャラコーン」です。カレー味とチーズ味の2種類が10月2日より発売され、甘くないしょっぱい味わいでキャラメルコーンの常識を“裏(ウラ)”切ります。

10月2日発売の「ウラキャラコーン」のカレー味とチーズ味

今後について「コーンスナック市場全体でシェアNO.1を目指していきたい」と大洞さんは意気込みます。

想像を超えた進化を遂げるキャラメルコーン。今後の展開からも目が離せません。

(文:編集部 土屋舞)

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