はじめに

ウェブ通帳に切り替える3つのメリット

三菱UFJ銀行は「Eco通帳」、みずほ銀行は「みずほe-口座」、三井住友銀行は「Web通帳」。インターネットで見られるウェブ通帳を利用すれば、紙の通帳にかかる手数料を心配する必要がなくなります。今、紙の通帳を利用している人でも、申込みひとつでウェブ通帳に切り替えることができます。

そのうえ、ウェブ通帳には紙の通帳にはないメリットが大きく3つあります。

ウェブ通帳のメリット1:スマホやパソコンでいつでも取引が確認できる

紙の通帳では、銀行やATMで記帳しないと最新の取引を確認できません。その点、ウェブ明細ならばスマホやパソコンからいつでも取引を確認できます。三菱UFJ銀行とみずほ銀行では最長で過去10年間、三井住友銀行では過去30年間の取引明細を確認できます。もちろん記帳も不要ですから、わざわざ銀行やATMに足を運ぶ手間や時間をなくせます。

ウェブ通帳のメリット2:通帳の紛失や盗難の心配がなくなる

紙の通帳だと紛失や盗難の可能性もあります。しかし、ウェブ通帳ならばそもそも通帳自体がありませんので、紛失や盗難の心配がありません。また、紙の通帳を再発行するときには手数料がかかりますが、ウェブ通帳ならそもそも再発行も不要です。万が一、ウェブ通帳を利用するためのIDやパスワードを忘れた(なくした)としても、無料で再発行してもらえます。

ウェブ通帳のメリット3:紙の通帳にはない特典が受けられる場合も

ウェブ通帳の利用を条件に、手数料の優遇などの特典が受けられる場合もあります。たとえば三菱UFJ銀行「Eco通帳」の場合、「三菱UFJ銀行のATM時間外手数料が何回でも無料」「提携先コンビニATMの利用手数料が月1回無料」「三菱UFJダイレクトでの他行あて振込手数料が月1回無料」の特典が受けられます(スーパー普通預金(メインバンクプラス)の申し込みと三菱UFJダイレクトの利用が必要)。

すでにお話ししたとおり、各行の手数料有料化より前に口座開設をしているならば、紙の通帳を利用していても手数料はかかりません。しかし、今はそうでも今後どうなるかはわかりません。将来「すべての紙の通帳に手数料がかかる」といった変更がないとは限りません。なにより、ウェブ通帳は便利です。メリットを生かすためにも、今のうちに切り替えておくことをおすすめします。

クレカや銀行、ポイント等を連携して見える化!資産管理もできるマネーフォワード MEプレミアムサービス[by MoneyForward]