はじめに

家計簿を使って、問題点も洗い出そう

そして家計簿アプリの一番の目的は、節約の余地を見つけることです。「値上がり相当分の節約」あるいは「将来のために貯蓄をしていくための節約」などを考えて、家計を切り詰めていくときにも、「何に、いくらくらい」使っているのかを把握する必要があります。

節約のヒントとして、まずは「固定費」「日常生活費」に分けて考えてみる視点を持ってみましょう。特に固定費で大きくコストカットできると継続的な支出減になり助かります。利用が減っているサービスは思い切って解約してみましょう。

もうひとつの軸としては「解約や買わない=支出ゼロ」「安いものに乗り換え=差額が浮く」という視点です。たとえば、スマホのプラン見直しで、月3,000円に収まったとしたら、従来のプランとの差額が節約として浮いてくる、といった感じです。

家計簿アプリの支出項目を洗い出しながら、2×2のマトリックスで、削れるところを書き出してみるといいでしょう。

4月は家計簿アプリを設定するいいタイミング! ぜひ設定してみよう

4月は新年度の始まりです。新社会人はもちろんのこと、心機一転、家計簿をスタートしようと考えているすべての人にとって、いいタイミングだと思います。

しかし、便利で高機能な家計簿アプリにも唯一の難点があります。それは「初期設定が面倒」であることです。アプリによっては、銀行口座、クレジットカード、ECサイトや電子マネーのアカウントを登録することで自動連携し、記帳を半自動化することができるのですが、この「口座の追加」が面倒で立ち止まってしまう人も多いのです。

それぞれの金融機関ごとのセキュリティルールに従って認証を繰り返すのですが、ちょっとうまくいかないアカウントがあったり、パスワードがすぐ見つからなかったりで、作業を中断してしまうことがあり、これは実にもったいないことです。

しかし、この一手間を乗り越えることができれば、あとは半自動的に家計簿が作られていきます。銀行から公共料金が引き落とされたり、ネットで買い物をしたとき、手入力をする必要がなくなります。

初任給が出たあとの週末、あるいはゴールデンウィークにまとまった時間を確保し、家計簿アプリをしっかり初期設定してみてください。

円安の進行、石油価格の上昇、世界的な食品価格の高騰などをみるに、今年は数十年ぶりの「物価上昇元年」になること間違いありません。しっかり家計を見える化し、ムダのない支出を心がけていくため、ぜひ家計簿アプリを活用してみください。

この記事の感想を教えてください。