はじめに

損しない見直しの注意点

ただ、「見直しをしたら損になった」ということは、残念ながらあります。間違った見直しになってしまったからです。どういうケースかというと、保険の営業員に言われるまま、人に勧められたまま、内容をよく理解しないで見直してしまうと「損」につながることがあります。

不要な保険を勧められて、ムダな保険料を支払うことになることもあります。また、いままで予定利率がよかった保険商品なのに、新しい保険に乗り換えたために、低い予定利率が適用になってしまい、大きな損につながることもあります。

さらに、同じ保険会社で新しい保険に契約する場合に、今まで積み立ててきた解約返戻金を新しい保険の定期部分に充当する方法があります。これを「定特転換」といいます。この方法は、毎月の保険料は安くなるものの、積み立てていたお金が掛け捨てになってしまうので、得な方法ではありません。

要するに営業員に言われるままに契約をするのではなくて、自分の判断でしっかり選ぶことが大切です。そのためには、ある程度の知識が必要になります。手前味噌ですが、筆者の過去の保険についての記事などを参考にしていただければと思います。「たった一つ法則がわかれば必要な保険がわかる!など」

正しく保険を見直せば、得をする可能性がありますので、定期的に検討するようにしてみてください。

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