はじめに

梅雨のジメジメ時に最適な設定は?

真夏を迎えていない梅雨の時期に冷房運転にすると室内温度が予想以上に下がってしまいます。湿度の高い梅雨の時期には「ドライ機能」を活用しましょう。

夏本番、高温のときにおすすめの設定は?

冷房運転は「自動運転」こそが効果的な運転方法です。取扱説明書を熟読のうえメーカー各社の技術力が結集した「自動運転」を推奨します。

冷房時の注意点として、環境省は地球温暖化対策も考慮のうえ冷房機能を活用する際の室内温度を28度としています。さらに、体感温度を左右する6つの温熱環境要素があり「代謝量」「着衣量」「気温」「熱放射」「気流」「湿度」と案内されています。

例を挙げれば、薄着にすることで体感温度は下がります。もちろん、設定温度28度はあくまで目安なので、かならず28度にしなければならないわけではありませんが、温熱環境要素を連携させて必要以上に室内温度を下げることは控えましょう。

寝苦しい夜におすすめの設定

蒸し暑い夜は、「ドライ機能」につきると思います。湿度が下がりますので、寝汗も乾いて寝苦しさは軽減するでしょう。さらに室内の空気を循環させるためにサーキュレーターとの併用がおすすめです。サーキュレーターの風向は身体に当たらないよう注意しましょう。ドライ運転を行うことで室内の温度も下がりますが、温度ムラが生じる可能性は否めません。この懸念をサーキュレーターが補ってくれます。

冷房能力を向上させるならメンテナンスも重要

冷房に限らず「自動運転」こそがすべてにおいて効果的であり最適な運転方法ということを認識しておきましょう。最新のエアコンであれば「自動運転」にはAIが加わり、住宅や生活スタイルまで分析のうえ節電対策まで行ってくれる製品もあります。

とはいえ、メンテナンスフリーと認識されることは御法度です。フィルター掃除ロボットを搭載するエアコンであっても真夏のフル稼働時などには2週間を目安にフィルターのお掃除を行いましょう。冷房能力を向上させるだけでなく、省エネ効果にもつなげられます。

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