はじめに

世界中で環境問題への意識が高まる中、皆さんも暮らしの中にエコの意識を持つ機会が増えていると思います。

大阪の料理は「始末の料理」と呼ばれています。「始末」を大辞林で調べると「物事の始めと終わり」と書かれています。大阪では古くから、普段なら捨ててしまうような野菜のヘタや魚のアラを活用し料理をしてきました。それらは決して環境に配慮するという目的だけでなく、栄養価が高く旨味が凝縮された部分を使うことにより、美味しさを得る目的もあったはずです。

自然の恵みを利用し、資源を無駄使いしない「ベジブロス」。身体にも環境にも良いべジブロスを、いつもの暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。


「べジブロス」材料

材料 分量
野菜くず(皮やヘタ等) Mサイズの保存袋1袋分(300~350g)
1.5リットル
出汁昆布 長さ10㎝分
小さじ1

「べジブロス」作り方

1. 鍋に、野菜くずを大きなものから順に入れ、残りの材料を全て加える。

2. 弱めの中火にかけ、ゆっくり沸騰させる。沸騰したら昆布を取り出し、そのまま弱火で約20分煮だし、ザルでこす。

味噌汁や、出汁巻き卵の他、すりおろした長いもに加えて薄口醤油で味を調えたものもお勧めです。

野菜くずの例

大根の皮や葉、カブの皮やヘタ、人参、キャベツの芯、ブロッコリーの芯や皮、生姜の皮、りんごの皮、ごぼう、れんこん…複数を使うことで味に深みが出ます。仕上がりを楽しみに、色々な食材でお試し下さい。

「ベジブロス」を美味しく作るポイント

・冷蔵庫で3日間程保存が可能です。
・野菜だけでは補えない旨味をプラスする為、昆布と酒を加えるのがお勧めです。
・ピーマンやゴーヤ等は苦みが出るので注意してください。
・野菜くずは、出る度にジッパー付き保存袋に入れて冷凍することをお勧めします。複数の野菜を使うことで味わい深くなります。冷凍のまま調理可能です。
・目安として野菜くずの重さを書きましたが、Mサイズの保存袋に一杯分たまればOKです。

【調理時間】40分


レシピ/ 大西 麻子
自然豊かな福井育ち。料理旅館で育った祖母の影響で幼児の頃から料理を始め、中学生になってからは家族の夕食を毎日作る大の料理好き。料理と暮らしを紹介したブログはランキング上位になり、わずか2年で出版に至る。4歳の息子と夫の3人暮らし。家族との暮らしを第一に、書籍や企業へのレシピ開発、写真提供をしている。現在、大好きな花や旅をテーマにした料理教室、ワークショップを計画中。

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(この記事はケノコトからの転載です)

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