はじめに
前回の記事ではマイナンバーカード申請から受け取りまでの流れや、申請時に必要な書類、受け取り時に気になったポイントなどをお伝えしました。
マイナンバーカードが手元に届いたらまずしなければならないこと。そう、マイナポイントの申請ですよね。ちょうど第二弾が6月末からスタートしたタイミング。トータル2万ポイントの手続きで気になったことや、ポイントを受け取るまでの時間についてお伝えしていきます。
申請は約1分で完了! セブン銀行ATMでやってみた
第一弾申請も行っていなかった筆者。今回の申請で一気に2万ポイントの申請を済ませます。
私が選んだのは普段から利用している「PayPay」。
PayPayアプリも、マイナポイントアプリもダウンロード済み。いざ申請!と思ったところでつまづきが。ずいぶん前に何かの操作でNFC※1にロックをかけてしまい、それを解除できないままだったのです。スマホで申請をする際には、スマホをカードリーダー代わりにする必要があるので、NFCが使えないスマホでは申請ができません。
該当する方は少ないかもしれませんが、もし同様の状態であればコンビニの端末で申請することをおすすめします。
スマホ申請を諦めて、PayPayサイトの「手続きスポットから登録する」を確認して近所のセブンイレブンへ。必要なものは、スマホとマイナンバーカードだけです。
ATM画面のメニューから以下の手順ですすめます。
「マイナンバーカードでの手続き」
↓
「マイナポイント第二弾の申し込み」
↓
「(1)マイナンバーカードの取得によるポイント申し込み」
↓
「(2)健康保険証としての利用申込みによるポイント申し込み」
↓
「(3)公金受取口座の登録によるポイント申し込み」
(1)~(3)は全て「申し込む」を選び、利用規約に同意、「確認」と進みます。そのあとにポイントを申し込む決済サービスを選ぶために「P」をタッチ。「PayPay」を選びます。
この後、マイナポイントをもらう方法がPayPayに「2万円をチャージする」ことで貰うか、通常のPayPayでの支払いで2万円分使って貰うか、の2パターンから選びます。私はすぐに欲しかったので「前払い時(チャージで貰う)」を選びました。
次に、マイナポイントアプリで確認できる「決済サービスID」と「セキュリティコード」の入力画面が出てきます。事前にアプリから確認して画面キャプチャをしておくと、よりスムーズに申請を進めることができます。
この二つの入力が終わればあと少し。画面の案内に従いマイナンバーカードをATMに入れ、マイナンバーカード利用時のパスワード(数字4桁)を入力して申請は完了です。
完了後、ATMから申請内容確認の用紙が出てくるので、すべてのポイント付与が完了するまでは控えとして大切に保管しておいてください。問い合わせ時に必要な個別番号が記載されています。
アプリで申請方法を事前に見ていたからなのか、申請自体にかかった時間は約1分程度。「え、終わり?」という程度でした。
※1
NFCとは「Near field communication」の略で、日本語では「近距離無線通信」という意味。NFCを搭載した機器同士を近づけるだけで通信ができる技術のこと。たとえば交通系ICカードのSuicaは、改札にカードをかざすだけで機器が認証し、チャージしたお金が自動的に引き落としされる仕組みだが、これにもNFC技術が活用されている。