はじめに

「学生時代にアルバイトをするときにつくった」「実家からの仕送り用だった」「新入社員時代に作ったけれど、転職した」などで、現在は使っていない銀行口座はないでしょうか。

もし今後も使う予定がなければ「休眠口座」になってしまう前に、解約するのも一案です。

今回は、筆者が実際に銀行口座を解約しまして、その体験談をお伝えします。


使わない「銀行口座」は、損をしないうちに解約を

筆者は仕事柄、そして個人的な興味関心もあり、いろいろ試しているうちに、銀行口座が10個以上になってしまいました。

とはいえ、10個の口座すべてが稼働しているわけではなく、預金残高が0円のものもあります。

少し前までは、ずっと使わない口座を持っていても特に問題を感じませんでしたが、最近は「紙の通帳を持っているだけ」「口座を持っているだけ」で手数料がかかる可能性がある時代となり、その動きは今後加速していきそうです。たくさんの口座を持っていれば、その分、手数料がかかるかどうかをチェックするのが煩雑です。

また、銀行と取引がなくなって10年経過すれば、「休眠口座」となってしまいます。休眠口座になると、自分の預貯金が即没収されるわけではなく、手続きをして引き出すことも可能ですが、少々手間がかかります。

そのため、「使わない口座」をずっと持ち続けることはリスクでもあります。自分が気づかないうちに、紙の通帳保有者に手数料がかかるようになった場合、なけなしの預金残高から、その手数料が差し引かれるようになるのももったいないこと。そこで、今後ほとんど使わないであろう口座をまず一つ、解約することにしました。

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