はじめに

銀行口座を解約するには、まずはHPを確認

今回、解約をしようと思ったのは、20年ほど前に口座を開いた、A銀行の口座です。

10年ほど前までは大活躍だったのですが、自宅近隣で利用できるATMが減り、さらにサービスが改変されたことから、ここ数年は使わなくなりました。今後も使う見込みがないため、これまで大変お世話になりましたが、解約することにしました。

解約するためのステップは、以下の3つでした。

ステップ1 解約の注意点をHPで確認

口座解約の際の注意点は、銀行によって異なります。ネットバンキングでできるか、手数料がかかるかなどをHPで確認しましょう。

以下、いくつかの銀行のケースを見てみます。

a銀行の場合・・・店舗窓口でも、ネットバンキングでも口座解約可能。ただし、残高0円の口座のみ解約可能(残高があれば、事前に出金が必要)。解約の際の手数料はなし。
b銀行の場合・・・店舗窓口で本人による手続きが必要。ネットバンキングでは不可。解約の際の手数料はなし。
c銀行の場合・・・店舗窓口、電話、書類等で口座解約可能。書類で行う場合は、口座に530円以上の残高があれば、他の銀行への振込手数料が529円かかる。(出金するなどして、530円未満にすることがおすすめ)

※銀行によって異なりますので、詳細は各銀行のHP等でご確認ください。

筆者が解約したいA銀行の場合は、口座残高が0円で、投資信託などの残高も何もないので、「口座解約の手数料はかからない」とのこと。

ステップ2 「手続きフォーム」から解約をする

HPの「手続きフォーム」を確認します。

その画面に、「ちょっと待って」といわれるかのような、解約を思いとどまらせる魅力的な話がたくさん載っています。

他の銀行をいくつか見てみると、同じように書いているところもありますね。「ポイントが貯まりますよ」「セキュリティも安全ですよ」「ATMもたくさんありますよ」といった話に一瞬心が揺れ動きますが、やはりこちらの銀行は当面使わないであろうと思い直します。

今生の別れというわけではありませんし、また何か魅力を感じたら、再び口座を作ることもできますので、初志貫徹で口座解約に進みたいと思います。

ただ、よくよく読み進めると、このままWEB上で完結はできないようで、「まずは電話をする必要あり」でした。

指定の番号にかけ、口座番号や暗証番号などを入力して、オペレーターと直接話をすることに。平日でしたが夏休みの時期だったからか、オペレーターが出てくるまで、(当初予告があったのですがその予告通り)20分かかりました。スマホからかけていたので、途中で充電がなくなるのでは、という心配も少々ありました。

口座の状況を確認後、口頭で「住所変更などはないか」などのやりとりを行いました。待った時間は長かったですが、とても丁寧にご対応いただきました。電話で待っている時間も含めて、電話をかけてから30分ちょっとで終了。「何か書類等の手続きが必要になったら後日送りますが、問題なく完了した場合は、完了メールが届きます」とのことでした。

意外と時間がかかったので、余裕があるときに手続きをすることをおすすめします。

ステップ3 口座解約完了メールが届く

電話をした日から1週間弱後に「口座解約完了のお知らせ」というメールがきました。店頭の場合は、キャッシュカードは回収されるそうですが、電話連絡の場合は、自分ではさみを入れて破棄をお願いします、とのこと。

思い入れがあるカードですが、ひと思いに、半分にカットして破棄しました。

最後はあっけない感じでしたが、これにて無事完了です。

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