はじめに
不安なのに、なぜ自然災害への備えをしない理由は?
また、家庭で自然災害への備えをしていない理由は、同Pontaリサーチによると、以下の通りでした。
1位…「何をしたらよいかわからないから」(38.6%)
2位…「面倒だから」(25.7%)
3位…「お金がかかるから」(24.1%)
4位…「きっかけがないから」(22.1%)
5位…「特にない」(13.4%)
トップは「何をしたらよいかわからないから」ですが、面倒だったり、お金がかかったりというのも二の足を踏んでしまう理由のようです。
とはいえ、先送りにしていても、誰かが備えをしてくれるわけではありません。万一の時には、自助努力が必要になります。
4位に「きっかけがないから」がありますが、ぜひこの9月1日の「防災の日」をきっかけに、3位の「お金がかかるから」をクリアすべく、お金をそれほどかけずに準備をしたいものです。
ちなみに、家庭で自然災害への備えをしている人は、どんな「防災グッズ」の用意をしているのでしょうか。同Pontaリサーチによると、以下の通りでした(複数回答)。
1位…非常用食料・水の備蓄(82.9%)
2位…あかり(懐中電灯など)の用意(75.5%)
3位…感染症対策グッズ(マスクなど)の用意(53.2%)
4位…防災セットの用意(44.6%)
5位…非常用電源(モバイルバッテリーなど)の用意(44.4%)
1位の「食料・水」については、賞味期限・消費期限があるため、定期的に消費していく必要があります。
その対策として、「ローリングストック法」が挙げられます。これは、日常的に非常食を食べ、食べたら買い足すことをいいます。これにより、常に一定の数が備蓄されることになります。
「保存していたけれど、実は賞味期限が切れていた」ということのないように、一度準備をしても、定期的に確認&補充していきたいですね。