はじめに

お酒の値上げ対策その3:サブスク(サブスクリプション)を利用する

サブスクとは、サブスクリプションの略語で、製品やサービスを一定期間ごとに一定の金額(利用料)で提供するビジネスモデルです。さまざまなものがありますが、お酒のサブスクにもお得なものが豊富にあります。大きく分けると「宅飲みを楽しむ配送型のサブスク」「居酒屋で楽しむ店舗型サブスク」の2つがあります。

宅飲みを楽しむ配送型サブスク

宅飲み派の方には、お酒が自宅に届く配送型サブスクがおすすめです。国内有名ビールメーカーのビールをはじめ、日本国内の地ビールやクラフトビール、滅多に飲めない外国のクラフトビールなど、多種多様サブスクがあります。自分の好みのものビールが毎月届くのはワクワクしますね。

ビールのサブスクの月額料金は、安いものから高いものまで幅広くあります。毎月のビール予算にあわせ試してみるとよいでしょう。注意点としては、最低利用期間、利用回数が決まっていることです。契約内容を確認しておかないと、途中解約できなかったり、解約金を支払うことになったりとムダなお金を支払うことになってしまいます。

まず試してみる際は、最低利用期間・利用回数などの制約が低いものを選んでみるとよいのではないでしょうか。おすすめを選んでみました。

  1. 「アサヒ・THE DRAFTERS/ドラフターズ」
    1か月に4Lのビールが届きます。レンタルサーバー代は無料で、月額7,980円となります。最低契約期間は6か月。それ以内に利用をやめると、サーバーの整備費として税込8,500円を負担することになります。

  2. 「サッポロ・ホッピンガレージ」
    サッポロビールが醸造するウェブ限定ビールが届く定期便です。定期便初回お試し時に限り、初回ご利用額が半額になるお得なクーポンをプレゼントしています。12本セットの定期便の場合、月額4,389円が1,975円で購入できます。定期便は4回目以降からは解約が可能です。

  3. 「 Otomoni(オトモニ)」
    さまざまな日本文化をテーマにしたオリジナルビールを醸造し定期便で届けています。1回目が届いたあと、すぐに解約でき、解約料もかかりません。飲みきれないときは、配送をスキップできます。隔週木曜日に届けられ、ひと月あたり4,378円×回数分となります。

居酒屋で楽しむ店舗型サブスク

居酒屋に行くことがある方には、定額料金で毎日1杯の乾杯ドリンクの提供を受けられるサブスクがおすすめです。月額980円~1500円と利用料金が安いため、1回だけの利用でも満足できそうです。ごくたまに、外でのお酒を楽しみたい方向けのサービスといえます。注意点としては、その他の料理などを食べたり、追加でドリンクを頼んだりすれば、かかる費用が多くなります。ドリンクは1杯だけ、予算は○○円以内など、ルールを決めて利用するとよいでしょう。

お酒の嗜み方を考える

食欲の秋ですが、今年は、さまざまな食品とあわせてお酒も値上がりし、ほろ苦い秋ともいわれています。お酒は嗜好品ということもあり、他の食品と比べれば優先順位も低く、我慢が必要となるかもしれません。しかし、今までより、飲む頻度を抑え、少しこだわってみるという味わい方もよいかもしれません。

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