はじめに
食欲が無い時は、カレーなどの香辛料で食欲を引き出すのも1つの手です。日本ではいつからか、カレーに福神漬けを添えることが定番となりました。あの甘みと程よい酸味、パリッとした食感は、日本のカレーにぴったりですよね。
ですが、真っ赤な福神漬けには抵抗のある方もいらっしゃるのではないでしょうか？
それなら！無添加の福神漬けをご家庭で作られることをご提案します。作り方もとても簡単ですし、お好みの野菜をたっぷり入れて作ることが出来ます。
カレーに添えるだけではなく、豆腐に乗せたり、炒飯や、和え物に加えたり。食欲の無い時にはお茶漬けにも。手軽に沢山の野菜が採れるだけでなく、何より手その美味しさは、きっと病みつきになるはずです。
このレシピは甘さ控えめに、野菜の食感を活かせるようにと考えました。
早速、ご自宅の冷蔵庫の野菜をチェックしてお試し下さい！
「いろいろ野菜の福神漬け」材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 野菜(大根・人参・胡瓜・茄子) | 合わせて800g |
| 塩 | 大さじ1 |
| 【A】醤油 | 大さじ6 |
| 【A】砂糖 | 大さじ4 |
| 【A】酢 | 大さじ2 |
「いろいろ野菜の福神漬け」作り方
＜下準備＞
・野菜をよく洗う。大根は食感を良くする為皮付きのまま、人参は味を染みやすくする為皮をむく。縦に5㎜幅に切ってから、食べやすい大きさに切る。
・茄子は色を綺麗にする為皮を剥く。縦に1㎝幅に切ってから、食べやすい大きさに切り、水に3分程浸す。
・胡瓜縦半分に切り、5㎜幅に切る。
1. 切った野菜を大きめのボウルに全て入れ、塩を全体にまぶして15～20分置く。
2. 【A】を鍋に入れ、水気をぎゅっと絞った野菜を加える。火にかけ一度全体を混ぜ合わせ、Aが煮立ったら火を止める。
3. 容器に汁ごと入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で保存する。
冷蔵で約1週間日持ちします。ジッパー付き保存袋に入れて冷凍も可能ですので、色々なお料理に活用して下さいね！
「いろいろ野菜の福神漬け」を美味しく作るポイント
・その他の野菜の例：蓮根、カブ、瓜、なた豆、いんげん、椎茸、ごぼう、しその葉など
・蓮根や椎茸、さや付きの豆、ごぼうを加える場合は、一度茹でてから水気をきり、工程2で加えます。
・野菜を1種類だけにするなら大根がお勧め。野菜を数種類を組み合わせると味に深みが出ます。
・好みでAの調味料に生姜を加えても美味しいですし、甘い方がお好みでしたらAに砂糖をさらに加えてくださいね。
【調理時間】25分
レシピ／ 大西 麻子
自然豊かな福井育ち。料理旅館で育った祖母の影響で幼児の頃から料理を始め、中学生になってからは家族の夕食を毎日作る大の料理好き。料理と暮らしを紹介したブログはランキング上位になり、わずか2年で出版に至る。4歳の息子と夫の3人暮らし。家族との暮らしを第一に、書籍や企業へのレシピ開発、写真提供をしている。現在、大好きな花や旅をテーマにした料理教室、ワークショップを計画中。
