はじめに
理想の老後を具体的に描いてみよう
合わせて(4)についても考えてみましょう。
ご相談者にとって、余裕のある老後とはどういう生活でしょうか。お子さまが社会人になるなど経済的に独立して、ご夫婦お2人の生活となった時に、実現したい理想の生活をイメージしてみてください。それぞれ楽しみたい趣味がある、おいしいものを食べたい、定期的に旅行にいきたい、経済的な不安のない生活が出来れば十分、などなど人それぞれ描いている将来像があるはずです。
それを実現するためには、どれくらい生活費として必要なのかを考えることが重要です。公的年金としてどれくらい受給できるのか、退職金はあるのかないのか、それらに合わせて65歳以降に準備するべき金額を試算してみてください。それらを考慮することが、(3)の安心な住宅購入計画に繋がります。
ご相談者は、うまく運用も取り入れながら、貯蓄と運用のバランスを取って資産形成をされており、素晴らしいと思います。せっかくのその取組みを安心な生活に繋げるためにも、より具体的に経済的な夢や目標を「見える化」し、明確な目標を持った貯蓄や運用を目指してください。
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