はじめに
食費をどうやって抑えるかがポイント
相談者様もおっしゃっていますが、毎月の支出の内訳を拝見すると、食費が15万円とかなり高め。収入に対してで考えればそこまで高く感じないのかもしれませんが、お子様の年齢が1歳、4歳、11歳であることを考えると、かなり高めであると言えるでしょう。
このところ、食品の値上げが続いていることも考慮すると、このままのペースで消費を続けていると、20万円を超えるのも時間の問題。計画的に購入することを考えていかなければなりません。
【ステップ1】日々の購入品を記録する
食費に関する細かい情報がないため、まずはこのステップから取り組んでほしいと思います。
すでに家計簿を付けているかもしれませんが、いつ、どこで、何を、いくらで買ったのかを必ず記録し、できるだけ安価で購入できる日はいつかを探してみましょう。これは、いわゆる「底値買い」というもので、同じ商品を最も安い日に購入してコストを抑える方法です。
基本的に、いつも購入しているスーパーの1~2店舗のデータを確認してみましょう。
スーパーの場合、曜日ごとに割引商品が決まっている他、一定期間ごとに底値もしくは底値に近い価格で販売するようにサイクルが決まっていますので、利用するスーパーの特徴、何が安いのか、いつが安いのかを知ってみてください。
そのデータが集まったら、底値もしくはできるだけ底値に近い価格で購入することを考えてください。
特に、調味料などの日持ちがするものは、底値買いに適した商品と言えます。
その他、ポイントシステムが導入されている場合には、ポイントが貯まりやすい日はいつなのかも考えて、購入日を決めていきましょう。ポイント還元デーは、意外と安売りをしていることもありますので、併せてチェックしてみましょう。
【ステップ2】1週間分の食材をまとめ買いする
ご夫婦ともにフルタイムで働いているため、小まめに食材を買いに出かけることは難しいと思います。そこで、すでに実践されているかもしれませんが、1週間分の食材をまとめて購入する方法をおすすめします。
とはいえ、何となく1週間分として購入しても、上手に使い切れるわけではありません。あらかじめ1週間のメニューを決めておき、どのような料理にどれくらいの材料が必要なのかを考えてから購入すれば、使い切ることができますよ。
上のお子さんは小学生だと思いますので、できれば給食と被らないような献立にできるといいですね。給食の献立表はメニュー作りの参考にもなりますので、チェックして上手に活用してください。
また、少し手間がかかりますが、まとめ買いしたものは、下ごしらえをしてから保存すると、結果的に料理をする時間を短くすることにも役立ちます。時間や気持ちに余裕がある日には、購入日に食材の区分け保存をする際に、下ごしらえをしてみてください。