はじめに

今までのTカードはどうなる?

今まで使っていたTカードは、そのまま継続して使うことができ、変わらずTポイント提携先で貯めることができます。

すでにTポイントとVポイントを両方貯めている場合は、統合後にポイントをまとめられるようになります。交換レートはこれまでと同様、1ポイントは1ポイントのまま移行できます。

現行では、Vポイントを使う際にVポイントアプリが必要です。統合後は、現在のVポイントアプリにTポイント機能がつく予定です。まとめる手続きをすると、店頭提示でのポイント付与、くじ、クーポンなどのTポイントの各種サービスが利用できるようになります。

そもそもTポイント・Vポイントとは?

「何となくTポイントは持っている」「Vポイントは名前しか知らない」という方が多いかもしれません。

2003年から始まったTポイントは、TSUTAYAはもちろん、ウェルシア、ファミリーマート、エディオンなどで使える共通ポイントです。食べログの予約などでもTポイントが貯まります。クレジットカードがなくても、誰でも気軽に貯められます。

近年は扱うお店が減少したり、楽天ポイントやdポイントなどに押され、Tポイントをメインに貯める方は少なくなってきた印象です。

一方、2020年にスタートしたVポイントは、SMBCグループ各社の取引で貯まるポイントです。クレジットカードの三井住友カード、三井住友銀行、プロミス、SMBC日興証券などの利用で貯まります。世界のVisa加盟店で貯められるため、利用の幅は広く海外にも及びます。

知名度はまだ低く、三井住友関連のサービスを使っていなければ馴染みのないポイントでしょう。

TポイントとVポイントが統合すれば、それぞれの弱点を補い合って強みを強化できそうです。今までうまく使えていなかったポイントを活用できる可能性もあります。

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