はじめに
今年のお盆休みは台風が直撃した為、新幹線などが全線で運休となりました。予定を変更して、マイカーでお出かけされた方も多いのではないでしょうか？
ガソリン価格は主に、原油価格と為替、そして産油国で結成する石油輸出国機構（OPEC）と非加盟のロシアなど主要産油国でつくる「OPECプラス」の供給量で決まります。
ガソリン価格、ハイオクは200円／L超え
2023年8月23日(水)に経済産業省が公表した「石油製品価格調査」によると、レギュラーガソリンの店頭現金小売価格は183.7円／L、ハイオクガソリンの店頭現金小売価格は194.6円／Lで、14週連続の値上がり。国内全地域で同様の状況です。
ハイオクガソリンの高値は、長野県で203円/L、次いで鹿児島県が202円／Lと200円を越えており、レギュラーガソリンにおいても長野県と鹿児島県で190円／Lを越えています。
その他の地域でも、一部の高速道路サービスエリア内では200円／Lを超えるところも出始めています。安値の岩手県でもハイオクガソリンが189円／L、レギュラーガソリンは178円／Lとなっています。いずれも、およそ15年ぶりの高値水準となっています。
何故これ程までに、ガソリン価格が高騰しているのでしょうか？
