はじめに
暴落にも対応できる選択肢を持とう
ただし、シミュレーションはあくまでもシミュレーションです。
想定外のライフイベントが起こり、支出が増える可能性もあるので、もう少し余裕をもった設計をしてもよいかもしれません。
また、現在は投資を始めて1年ですが、今後の長い投資生活の中で暴落が起こることは避けられません。収入を減らして、資産を取り崩しながら生活をしているときに暴落が起こった場合は非常に不安を感じると思います。常に、暴落に対するこころ構えや、暴落時でも対応できるような準備が必要になってきます。
・働く期間を長くする
・FIRE後も、場合によっては就職し収入を得る
・支出を減らす
このような選択肢を持っておく、準備しておくことで、安心感も生まれますし、今回シミュレーションした以外にもさまざまな暮らし方を実現することも可能です。
シミュレーションを信じすぎて「こうでなければならない」という考え方は危険です。柔軟に自由な選択肢を持つことが重要だと思います。
「やりたくないことはしない」を追求してみる
FIREを実現すれば、経済的に自由になり、仕事も「やりたくないことはしない」という選択ができるようになります。時間にも余裕ができますが、それが「本当に幸せ」なのかが問われるようになります。
1.金銭的に余裕がある
2.健康である
3.時間的に余裕がある
という3つのベースを実現した上で、
4.人間関係が良好で時間を共有できる人がいる
5.自分のやるべきことをしている実感を得ている
を実現していくことが、残りの人生の時間を使う上で大切になるでしょう。
【5】については、副業をして、やりがいがあり楽しめていると人生は充実しやすいと思います。公務員の場合は副業が禁止されていると思いますが、公務員の間はボランティアとして収入を得ない形で人に貢献したり、経験を積む方法もあります。FIRE後に収益化するイメージで経験を積んだり、仕組みを作っておくのもおすすめです。
また、この5つは、FIRE状態になくても追求し、感じることはできるはずです。一度きりの人生を楽しみましょう。
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