はじめに
自営業と会社員の制度が違うことを理解しよう
今回は公的医療保険についてお伝えしましたが、最初に述べたように自身の保障内容がどのようになっているか知ることは、民間の医療保険の保障を考えるときにも大切です。
例えば、付加給付の額によってはそこまで手厚い保障を持つ必要はないかもしれないですし、逆に自営業の方は制度自体が会社員とは違うことを認識したうえで、不足している部分に対して自分自身でリスクに備える必要があります。
不安だからといって必要以上に高額な保険に入ることは、家計を圧迫することにも繋がります。
家族みんなが安心して暮らしていくために、公的医療保険の知識をしっかり確認した上で民間の医療保険の検討をすることが、医療保険見直しの正しい手順となります。この点を忘れないようにしてください。
【監修】伊達有希子/ファイナンシャルプランナー(CFP、1級FP技能士)