はじめに
【3位】日本ハウスホールディングス(1873)
1969年に岩手県に設立された住宅メーカー。2015年に社名を東日本ハウスから日本ハウスホールディングスに変更しました。
在来木造の注文住宅事業を軸とした低層住宅(1~3階建ての住宅)を手掛けるメーカーで、リフォーム事業、不動産(戸建・土地など不動産分譲)事業、インテリア関連商品の販売などの住宅関連商品販売事業なども展開。CO2排出量の削減を目指す檜・木造住宅や、エネルギー削減の高断熱・高気密の家の提案など、環境への配慮をする住宅でシェア拡大が期待されます。
企業名:日本ハウスホールディングス
株価:376円
最低投資価格:37,600円
配当利回り(予想):3.19%
【4位】泉州電業(9824)
電線やケーブル、光ファイバ、FA機器、ネットワークなど社会インフラである電力に欠かせない製品を取り扱う電線総合商社で、独立系電線商社では業界トップクラスとなっています。
5万種以上にも上る電線・ケーブルなどの商品アイテムを取りそろえてストックする商品力と提案力で、必要な商品を必要な時に必要な量を提供する体制に強みがあります。オリジナル商品の展開や海外への事業展開も行っており、自動車向けや建設、電販向けの売上が増加していて、足元の第3四半期決算は2ケタ増収増益と好調です。
企業名:泉州電業
株価:3,390円
最低投資価格:339,000円
配当利回り(予想):3.06%
【5位】グリーンクロス(7533)
安全対策用品・標識、工事看板、屋外・屋内広告など安全機材や、サインメディアを手掛ける、総合安全産業のリーディングカンパニーです。西日本を起点に全国展開をしていて、自然災害の復興や国土強靭化などの関連銘柄と言えます。
主に土木・建築の現場における安全対策を専門としており、幅広いサインメディアのデザインや制作に対応ができることや、全国に展開していることで直接現場へ行けてスピーディーな対応ができること、安全用品やレンタル機材においては同社の配送スタッフが技術サポートができることも強みと言えます。
コスト高は重しとなっているものの、公共事業投資の底堅い推移などから2024年4月期第1四半期は純利益20.1%増、経常利益は22.2%増の大幅増益となっています。
企業名グリーンクロス
株価:1,108円
最低投資価格:110,800円
配当利回り(予想):2.96%
インカムゲインを狙う「高配当利回り銘柄」の魅力
改めて、高配当利回り銘柄の魅力を確認していきましょう。
まず挙げられるのが、安定した収入を期待できることです。高配当利回り銘柄は、定期的に配当を支払ってくれるため、安定した収入を得られる可能性が高まります。これは、株価の上下に一喜一憂することなく、長期的な視点での投資をサポートします。
また、再投資による複利効果も期待できます。受け取った配当を再度、株や他の投資に回すことで、配当にも利回りがつき、雪だるま式に成長していく効果を享受できます。
加えて、市場の下落時のリスクヘッジになることもあります。株価が下がった時でも、配当が支払われるため、総収益が一定のサポートを受けることが期待できます。これは、市場が不安定な時期においても、ある程度の安心感をもたらしてくれます。
高配当利回り銘柄をポートフォリオに組み入れることで、短期的な市場の変動から目を背け、じっくりとした投資ができるので、長期保有向きの戦略に適しているとも言えるでしょう。ただし、銘柄を選ぶ際は単に高い配当利回りだけでなく、その企業の財務健全性や経営の健全性、ビジネスモデルをしっかりと評価することが重要です。
株を保有するだけで配当金が得られるので、インフレ対策としても高配当利回り銘柄の注目度は高まっています。ただ、配当は銘柄によって受け取るタイミングが異なるため、複数の銘柄に投資している場合や、投資する証券口座がわかれている場合、ポートフォリオを把握するのが難しいと感じてしまうかもしれません。そういった方は、ポートフォリオを見える化してくれるサービスの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
なお、高配当利回り銘柄は、権利確定前に利回りを狙った買いが入る可能性や、権利落ち後は高利回りであるほど下落幅が大きいことも想定されるので、注意しておきましょう。
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※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。