はじめに
医療保険に加入できない場合はがん保険の検討余地もあり
最後に、持病があったとしても、がん保険に加入できるケースもあることをお話しておきます。がん保険に加入できるか否かについては、各がん保険の加入条件、具体的には告知内容によります。保険会社や商品によりますが、一般的にはがんやがんに関連する病気でなければ加入しやすい傾向があります。
特に、今の50代で若い頃に加入したがん保険がそのままの場合は、見直しをした方が良いかもしれません。たとえば、昔のがん保険は入院を軸とした保障内容が多く散見されます。近年の医療事情を見ると、入院しない通院治療も増えています。
また、夫婦型の場合、夫婦の一方の保障が少ないこともあります。保険料が安くても、一度保障内容を確認して継続するか検討するのが良いでしょう。筆者は、がん保険に加入していませんでしたが、血縁関係者の乳がん罹患歴があるため念のため52歳で加入しました。いわゆる治療に特化し保険料を抑えたタイプで、保険料は月1,697円と少額です。
以上、50代での保険見直しについて筆者の体験を交えてお伝えしました。50代後半になると保険料は高くなりますから、新たに加入を考えていないとしても、この機会に保障内容を確認しておくことをお勧めします。