はじめに
理由3:同業のSNS・米Twitterと比べると若干割安?
日本市場には代表的なSNSサービス会社が上場していなくて、同業他社比較が難しいのですが、アメリカの「Twitter」社は、LINEと近い部分がありますので簡単に比較してみました。
LINE | ||
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業績 | 赤字 | 赤字 |
アクティブユーザー | 2.2億人 | 3.2億人 |
時価総額 | 66億ドル(仮条件の上限) | 118億ドル |
SNSサービス企業において、アクティブユーザーは売上げの源泉であり、とても大事です。Twitterの方が1.5倍ほどユーザー数が多いですが、時価総額は2倍弱も大きい。
仮に、ユーザー数による評価がツイッターと同様だとしたら、LINEの時価総額は80億ドル、つまり8000億円以上、株価でいうと3700円程度まで評価されてもおかしくありません。
総論:リスクはあるが、リターンもある!
イギリスの一件から、米国の株式市場は、いち早く立ち直りの動きを見せています。LINEが上場するのは、米7月14日、日本7月15日ですが、7月末には日米ともに金融政策の会合が控えていますので、ポジティブな動きになっていることを期待しています。為替が105円程度で、市場も安定していれば、初値3,500円てのも全然あり得ると思います。
ただ、相場はまだまだ不安定ですので、もしまた○○ショックで暴落なんてことがあれば、LINEのIPOももしかしたら公募割れ、リスクがある案件だということを肝に銘じていたほうが良さそうです。
※7月11日に公募価格が決まりますが、仮条件の上限でなければ人気がないと考えられ、撤退を考えたほうが賢明かもしれません。
※抽選申込期間は証券会社によって異なります。また、情報に間違いがある可能性がありますので、必ずご自身でご確認し、投資判断は自己責任でお願いいたします。