はじめに

貯めることができる仕組み作りがもっとも重要

収入から余ったお金を貯蓄にまわそうと考えていると、きっと永遠に貯められないと思います。人の心は、そんなに強くありません。長期的な継続となるとかなり心を強く持たないと難しいでしょう。そのため、大切なのは、強制的にお金が貯まる仕組みを作ることなのです。

強制力があり、お金を貯められる仕組みとして有効なのは「iDeCo」や「企業年金」「個人年金基金」などの制度です。そして2024年から新しくなったNISAです。

強制力という意味では、iDeCoなどは、60歳までお金を引き出すことができないので、強制力があります。ですので、早い時期から始めることである程度の資金を積み立てることが可能です。新NISAも自動的に積み立てができるので貯めやすいといえますが、いつでも引き出すことができます。iDeCoよりも弱い強制力になるので、しっかりと長期に積み立てることを心がける必要があります。そのためには、市場の動きに一喜一憂しないことが大切です。

新NISAを使う場合は、価格が下がったからということで、あわてて売却をしないことです。どうしてもお金が必要になった時に売却をすればよく、それ以外は、ずっと保有しておけばいいのです。とにかく「長期」「コツコツ」が、お金を貯めるための近道といえます。

※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

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