はじめに

共和コーポレーションの株価は?

最後は、これからカプセルトイ業界へ殴り込みをかけようとしているアミューズメント運営会社、共和コーポレーション(6570)です。2023年12月に新規出店した名古屋店に、初のカプセルトイエリア「Capsule Pit」を併設しました。こちらの売上寄与は未知数ですが、積極的な出店とM&Aで、売上規模は拡大中なので、期待がもてます。

画像:TradingViewより

2025年3月期は、売上156億円(+7.4%)、営業利益11.3億円(+4.4%)で、過去最高売上、最高利益を更新予想。株価は、若干、デコボコしながらも、右肩上がりとなっています。

ただし、出来高が非常に少なく、直近では1日の出来高が1,000株に満たないこともあります。こういった銘柄は、流動性が低いため、値動きが荒くなったり、売りたいときに売れなかったりといったデメリットがあります。その点はくれぐれもご注意ください。

一般社団法人日本カプセルトイ協会によると、カプセルトイの出荷ベースの2023年度市場規模は、約1,150億円で、前年の720億円から159.7%もアップしています。原材料高の影響で、単価は400~500円と高めのものが主流となっていますが、外国人観光客にとっては、リーズナブルにうつるでしょう。日本のミニチュア文化がギュッとつまったカプセルトイは、インバウンド需要の拡大にともなって、まだまだ伸びると思います。

※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

投資管理もマネーフォワード MEで完結!複数の証券口座から配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward]

この記事の感想を教えてください。