はじめに
6月は夏のボーナスシーズンですね。ボーナスの話題が次々と出る時期です。
でも「うちの会社は、ボーナスが出ないんだよな…」と嘆いている人もいるのでは?
では、ボーナスが出ない人はどうすればよいのでしょうか。
ぜひ確認していきましょう。
「ボーナスが出る人と出ない人」の違い
ボーナスが出ない人は、「ボーナスがあればいいのに…」と思うことがあるでしょう。
ボーナスがあれば、「何に使おうかな」というワクワク感がありますよね。今まで我慢してきたことややってみたかったことに一歩踏み出してみるなど、新たな可能性が広がります。
思わぬ臨時支出があったときも、ボーナスがあれば助かります。普段の給料から出したり、貯蓄を取り崩したりせずに済むでしょう。
一方で、ボーナスが出ない人は、ボーナスのワクワク感がありません。むしろ、ボーナスの話題が出る今の時期は、少々憂鬱な気分になったりしますよね。
大きな臨時支出があれば日々の家計から出すか、貯蓄から取り崩すことになるでしょう。「なんだか損だな…」と思うでしょうか。
でも、考え方によっては、「ボーナスが出ない人」にも、メリットはあるのです。
あえて考える! 「ボーナスが出ない人」のメリットは?
では、「ボーナスが出ない人」のメリットとは? 2つお伝えします。
1.ボーナスによる失敗がない
ボーナスが出る人は、「ボーナス払いでこれを買ってしまおう」と、身の丈以上の買い物をしてしまうケースがよく見られます。ところが、いざボーナスが出てみると、予想していた金額に足りず、貯蓄を取り崩してしまう失敗もみられるのです。
その点、そもそもボーナスが出なければ、ボーナス払いが選択肢からなくなって、月々の給料と貯蓄から出せる範囲で買い物を考えることになります。ボーナスによる、お金の失敗を一つ減らせるといえます。
ボーナスは、勤務先の業績や自分の評価などによって変動します。自分がどんなに頑張っていても、急に減額、またはなくなることもあります。“ボーナスありき”で家計管理をして失敗することは、よくあります。
その点、最初から「ボーナスが出ない」とわかっていれば、月々の収入と、すでにある貯蓄をいかに工夫するか、と知恵を絞るようになるのです。
定年退職後の老後で年金暮らしとなれば、年金にはボーナスがありませんので、「ボーナスガ出ない人」は、老後の家計管理もしやすいと思います。
2.基本給が高い場合もある
ボーナスが出る場合は、基本給が低めのケースがあります。「うちは、基本給は低めだけれど、ボーナスが出るからよいか」という方もいるのではないでしょうか。
ところが、ボーナスは突然減額、またはなくなってしまう可能性があります。
ボーナスが減った分、基本給をあげてくれることはありませんから、年収をボーナス込みで考えていると、焦ることもあるはずです(もちろん、予想外にボーナスがたくさん出て、年収が上がる場合もあります)
ボーナスガ出ない場合は、そもそもの基本給が高い場合もあるため、年収の大きな変動が少ないケースが多いでしょう。